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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
放課後その2!
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「えーと、ここか俺の部屋は」
一夏と分かれて少し歩いた。
つっても、校舎と寮は50mくらいしか離れてない。
走れば5秒でつくわ。
まぁ、そんな道をのんびりゆったり歩いて来た。
本当は早く寮に行きたかったんだが、なんというか視線が気になってな。
寮のどこに部屋があるのかは、事前にマップを見て記憶しといた。
視線の主達をまくために、寮に入った瞬間全速力で走って撒いた。
たしか寮の中は走ったりするのは禁止、とまでは行かないが注意されるんだったか。
でもまぁ、千冬さんが寮長らしいから今は問題なかった。だってあの人、今頃職員室だもんな。
「おじゃま・・・ちがうか。ただいまー・・・」
自分家じゃないからつい。今日からここは俺の部屋なんだから、おじゃましますは可笑しいよな。
と、中に入って驚いた。
「こりゃ、俺の部屋なんて比べもんになんねぇわ」
それはそれは見事なものだった。
完璧に掃除されつくした室内は、広さ10畳は超えてる。まず目に入るのは大きな窓だ。ガラス張りながら、その大きさがはんぱじゃない!外の、つっても学内だけど、景色がよくみえる。
そしてベッド。見るからにふかふかのマットレスに掛け布団、しわ一つ無いシーツ。こりゃ気分がいい、さっそくダイブだ!
「う、うわぁ・・・。マジでなんだこりゃ?体が沈む?いや、だがこの安定感はなんだ・・・!?」
俺は、まだまだIS学園をなめていたようだ。
部屋に入って数分も経たないうちに圧倒された。それも窓とベッドの二つだけで!
「って、あれ?メール着てる・・・」
ベッドにだいぶした拍子にポッケから落ちたのか、ちょうど右手の近くに俺のケータイがあった。
タッチパネル式のモノで、他のより充電が長持ちするという長所がある。
その携帯の、メールランプなる部分が点滅していた。
「おー、七海からか!」
送り主は俺の妹、相川七海(あいかわ なつみ)からだ。
今年で中2だっけか?俺の二つ下の妹は、なかなかいい性格をしている。
だがまぁ、その年になって未だにべったりなところは心配なんだが・・・。
さてさて、内容は?
「なになに、件名・おにいちゃん。ただいまって言ってお兄ちゃんが居ないことに気が付いたよ、今日はお父さんもお母さんも仕事で出てるから私一人だし、ちょっと寂しかった。そう言えば、今日はいつ帰ってくるの?夕ご飯なにがいい?早めに返信ちょーだいね、愛しの妹より。か」
・・・・・・。
し、しまったァああああああああああああああああ!!!
急いで返信を打つ。
マズイまずいぞこれは!!
俺が今日から寮生活ってことを、あいつ知らないでいる!
母さん頼むぜ
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