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昂君は、急に振り払うように振り向いた。その瞬間、花束は飛び散り、私もよろけて転んでしまった。『泣け 泣くんだよー』と、心の声。
「どうしたのー 真珠」と、お母さんが駆け寄ってきて・・
「昂君が・・ウチを・・」と、泣いたふりをしていた。
「昂 真珠ちゃんに、何したのー あんたー ごめんね 真珠ちゃん 昂ったら 乱暴なんだから・・ 昂 真珠ちゃんに謝んなさい」と、昂君のお母さんが・・
昂君は、頭を下げていただけで、何かを言おうとしていたが、直ぐに、プイっとあっち向いていた。
「真珠も 直ぐ 泣くんじゃぁ ないわよー 転んだくらいで・・」
「真珠ちゃん ごめんね 本当に・・ お姉ちゃん達は仲好しなのにね 昂も、真珠ちゃんをいじめたらダメよー ご近所なのに・・」と、昂君は、お母さんに叱られていた。
私の中であの小悪魔が『クックック』と、笑っていた。本当に、こいつは、私に住みついたのだろうか・・
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