第六章「探索」
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
令和7年(2025年)5月3日(土)
関東地方でM8.8の巨大地震が発生し、今も復旧は進まない。
秋葉原や原宿、池袋、上野等の観光地もすべて崩壊しており、
住宅街は大規模火災やコンクリート塀が倒壊し、73万棟が全壊した。
多摩西部では大規模な土砂災害が発生した。
東京都内は今でも、酷い状況が続いている。
日比谷公園
ある日遥達は日比谷公園で、食事をしていた。
未夢「ハムッ!いやぁ〜うめぇーな!」
遥「掛さんが仲間に加わってもう数日経ちましたね。」
未夢は掛に配給のたこ焼きを差し渡した。
未夢「ほら、たこ焼きでも食えよ!」
掛「はい・・・いただきます。」
掛はたこ焼きを一口にした。
掛「いやぁ〜避難所のたこ焼きもなかなかのもんだな。」
木村「それもそうだな。こうやってみんなで食べるのもいいじゃないか!」
掛「ああそうだな。」
すると掛はあることに閃いた。
掛「そうだ!俺、ちょっと探索したいところがあるんだ!」
遥「え?それって?」
遼真「どんな所?」
掛「銀座へ行きたいな。」
遥「銀座?」
そして、銀座にやってきた遥達は、
大地震でボロボロになっていたデパートを見つけた。
遥「掛さん、ここは・・・?」
掛「銀座〇越だ!ここなら何でもありそうだから
色々補充できそうだな!」
遥「でも、しかし・・・。」
しかし、遥はそのデパートでの探索には全く乗り気ではなかったが
弟の遼真は平気で遥にこう伝えた。
遼真「大丈夫だよお姉ちゃん!この懐中電灯さえあれば、
暗くても大丈夫だよ!」
木村「確かに気味悪りぃな。君たち補充が終わったら、
すぐにここに戻るんだぞ!」
未夢「よし!行ってみるか!」
そして、遥達はデパートの中を探索始めた。
ポイントF 地震で荒れ果てている建物は
危険なので、絶対に入らないように!
銀座〇越の内部
大地震で停電して荒れ果てていた
デパートのフロアを探索している遼真と未夢。
そこはもう真っ暗でフロアは不気味だった。
未夢「ずいぶん気味悪いなぁ〜。お前、本当に大丈夫なのか?」
未夢は不安そうだが、遼真はそれでも平気だった。
遼真「大丈夫だよ!僕は林間学校で何度か肝試しをしたことあるからね!」
すると遼真はあるものを見つける。
遼真「あっ、あれって!」
遼真はその場所をに向かった。
未夢「待て、遼真!走ったら危ないぞ!」
遼真が見つけたのは、スーパーアイドル“ビタミンズ”のポスターだった。
遼真「未夢姉ちゃん!これ、ビタミンズのポスターだよね?」
未夢「ああ、そうだ!あの大人気スーパーアイドルの事だな!
アタシ、C
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ