第四章「倒壊」
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園にいて
友達と一緒に競技場に避難したから
どこにいるかはわからない!でも僕には
お姉ちゃんと未夢姉ちゃんがいるから!」
木村「わかった!東京タワーの方か!
ちょっとだけ様子を見るだけならいいぞ!」
そして3人は武道館を離れ、木村のバンに乗り、
倒壊した東京タワーに向かった。
皇居の前の通りもボロボロになっていた。
未夢「あの、東京タワーまでどれくらいかかりますか?」
木村「まぁ行ってみないとわからない!とにかく東京タワーに向かおう!」
そして遥達は、バンで倒壊していた街を通り、
倒壊した東京タワーに向かった。
東京タワーの近くに着いた遥達は東京タワーの状況を見ると・・・
遥達は騒然としていた。
未夢「あっ・・・!」
東京タワーはへし折れて横向きになって崩れ倒れていた。
遥「東京タワーが・・・」
遼真「こんな事になっちゃうなって・・・」
そして、木村が3人に先程のバンに戻るように促した。
木村「もうこれでいいだろ!ここで被害に遭われたら困るから
君達も車の中に戻るんだ!」
遥「はい・・・。」
そして、遥達は再びバンの中に戻り、次の避難所に向かった。
木村「3人とも東京タワーはどんな感じだったか?」
未夢「はい!さっきテレビで東京タワーが倒壊する映像を観ました!」
遥と遼真は落ち込んでしまった。
遼真「何度か行ったことあったのにな・・・。」
遥は涙ながらにこう呟いた。
遥「長年続いたシンボルが・・・もうなくなってしまうなんて・・・」
遼真は崩壊していた街を眺めて呟いた。
遼真「平和な日常に戻って間もないのに東京があんな風になるなんて・・・」
更に、遥と未夢も崩壊した東京の事を呟いた。
未夢「今までアタシが遊び回ってた所も、ほとんど台無しだな。」
遥「こんなの私達が住めるような街じゃないよ・・・。」
木村「まぁ、その気持ちはわかるさ、
とにかくもっと安全な場所に行こう!」
遥達は木村にある所に案内された。
木村「よし、ここだ!」
遥達がたどり着いたのは檜町公園。ここも避難場所として使われている。
遥「ここって公園?」
木村「“檜町公園”だ!ここなら余震が来ても大丈夫そうだ!」
するとそこへ、1人の孤独な青年が現れた。
青年「お前ら、無事だったんだな・・・。
ちょっと俺のテントに入って話を聞かせたいんだけど・・・。」
遥「え?」
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