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食べ終わる頃、私は、お茶を入れて、お出しした。
「美鈴ちやん だいぶ、工事進んだわね」
「お姉ちゃん 結婚するんだよね」
「うん でも、清音の部屋も用意してんだよ だけど・・」
「ありがとう お姉ちやん だけど 私 おばあちゃんと、一緒の方が楽しいもん だってさー 旦那さんとイチャイチャしてんの見るの嫌だもん」
「清音ちゃん」と、今度は、田中さんが言葉を詰まらせていた。
「わかったわ 清音 あなたの思ったようにすれば良いと思う あのこと 私から、お父さんに言っておくわ 貴方がそう決めたんだから、それが一番いいと思うの お父さんは、少し、寂しい気持かもしれないけど、今後は、会えるわけだから、それに、私達が側に居るし」
「ありがとう お姉ちゃん でも、お父さんは、お父さんよね お姉ちゃんも」
「当たり前じゃあない 大事な妹に変わりないよ」
その後、やっぱり、田中さんを支えるようにして、清音は帰って行った。
「店長 どういうこと? みんな固まっていましたよ」と、舞依ちゃんが言っていたけど
「うん そういうこと お騒がせだったわね」私は、込み入ったこと言う気になんなかったのだ。
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