五河シャイニング/戦場に響く銃声と歌。
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カリオストロ「はああああ!!」
ガキンガキン!!
エレン「拳一つでこの威力、これがファウストローブの力」
カリオストロ「そのCR-ユニット、他の魔術師とは一線を画す威力ね」
ぶつかり合うカリオストロとエレン、その背後を守るのは……
グラスパー「小癪なッ!!」
男魔術師1「ぐああああ!!」
SSS、スペシャル・ソーサリィ・サーヴィスをその大鎌、ダークネスグレイブで断罪していくダークグラスパー、カリオストロと二人でアイザックの私兵を撃ち滅ぼしていく。
女魔術師1「たかが異世界の死神ごとき、私が……」
襲い掛かる女魔術師1にグラスパーは大鎌を静かに振った。
グラスパー「愚か者、カオシックインフィニット」
女魔術師1「な、なんだこれはああああ、やめろ、やめろ、やめろおおおおおお!!」
絶叫と共に心停止し、空から落ちる女魔術師、グラスパーは鎌を向け、残りのSSSを挑発する。
グラスパー「死にたければかかって来い、有象無象に異端共が」
背後でその様子を確認し、カリオストロは最後の賭けに出る。
カリオストロ(ここであいつに一泡吹かせてやるけど、あのブレードはかなり危険、まともに当たるかどうか……)
カリオストロはこれまでの事を思い出しながら、拳に力を溜める。
カリオストロ「ここで終わりよ、エレン!!」
エレン「終わるのは、あなたです。カリオストロォォォ!!」
急速なスピードで間合いを詰める両者、その瞬間……
ドガァ!!
ドゥスゥ!!
グラスパーが見た光景は……
胴体に穴が開いて血を吐くエレンと……
腹部にブレードの刺さったカリオストロだった。
エレンと共に街に流星の様に落ちていく、その光景を見たグラスパーは……
グラスパー「そんな……嘘じゃ……」
するとグラスパーの背後に折紙、四糸乃、六喰、七罪、八舞姉妹の6人がやって来る。
折紙「ここは私達に任せて!!」
グラスパーは6人にSSSを任せ、カリオストロの元に向かった。
グラスパー「カリオストロ、しっかりするのじゃ!!」
介抱されるカリオストロはグラスパーにファウストローブの指輪を託し、消えゆく意識の中、彼女に伝えた。
カリオストロ「約束……したでしょ……あーしが……守るって……」
グラスパー「もういい、もういいんじゃ!!」
涙を流すグラスパーにカリオストロは最後に告げる。
カリオストロ「生きていてくれて、ありがとう……」
イースナ「カリオストロおおおおおおおおお!!」
届かぬ叫び、グラスパーはただ泣く事しか出来なかった。
そして上空では……
折紙「全員、攻撃をかける、カリオストロの死を無駄にするな!!」
耶
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