暁 〜小説投稿サイト〜
吸血鬼になったエミヤ
049話 学園祭編 シホの精神の迷宮
[6/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
話したい!!』

それが本音か!まぁ、構いませんね。
シホ様の為を思うのならイリヤスフィール様とその始祖の力はこれから役に立てるでしょうしね……。

「しかし、どうやって扉を開けるのだ?アヤメ、できるか……?」
「うーん……難しそうですね。精神の中にある扉ですから、外側からなにかアクションでもあれば別ですが……」
「外側、か…………お? 良い事を思いついたぞ」

それでエヴァンジェリンはなにやらあくどい笑みを浮かべているではないですか。
あやや〜……なにやら不安がよぎる感じですね。




それからその始祖様とも少し会話をしたわたくし達は一旦現実世界へと帰ってきます。
そして、

「よし。アヤメ、ぼーやを連れてこい! 私はうまく事が運ぶように夜までに別荘までシホを運んで待機しとくのでな」
「よろしいですが……え?まさか外からのアクション役にネギ先生を使うのですか!?」
「そうだ。なに、前にも言ったが気心が知れているのなら構わんだろう……?」
「うーーー……今回だけですからね!?」

そう、その内容とはシホ様とネギ先生で仮契約を結んで、タイミングよくイリヤスフィール様とその始祖様二人の扉を開けてしまおうというものだった。
それって仮契約カードにどう悪影響を及ぼすのか分かりませんから、無事に成功してもらいたいものですね……。




とりま、わたくしはネギ先生を探そうとしましたが、

「どうして簡単に見つからないのですかね〜〜〜ッ!?」

なにやらネギ先生の気配を探っていたのに何度も消失するという不可解な出来事にあいました。
もうこれはタイミングよく出会うのを待つしかないのでしょうか……?
そんな時になにやら事態は動いていたらしく、どうやらあの超が退学するという話を偶然会った刹那に聞かされました。

「そ、それでシホさんは今どうなされているのですか……?大会以降姿を見せていませんでしたが……ネギ先生も大変心配していたんですよ?」
「それは、エヴァンジェリンの別荘にネギ先生を連れてきてもらいましたらお話します。シホ様の命運も今やネギ先生頼りなのですから……」
「本当になにがあったんですか!?」

刹那の焦りも今は理解できますが、ネギ先生がいないと話になりません。
そんな感じでその後に超の送別会と称してパーティーが開かれたりして、そのまま魔法関係者が集められてエヴァンジェリンの別荘へと向かおうとしたのですが、

「なんか、別荘に着いてくる人が増えておりませんか……?」

そこには関係者である人物とは別になぜかいる早乙女ハルナと長谷川千雨の姿があり、

「わ、私はなんかいつの間にか巻き込まれたと言いますか……」
「わたしはネギ君の従者になっちゃいました☆」

と言う反
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ