暁 〜小説投稿サイト〜
チャーチルと日本
第四章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初
らです」
「そうしてもらいたいですね」
「実にな」
 チャーチルは心から言った、そしてだった。
 葉巻を吸った、そのうえで呟いた。
「世の中ああした国もあることはな」
「覚えておくことですね」
「外交を知らない国もある」
「そのことを踏まえてですね」
「やっていこう、そして知らないなら知ってもらおう」
 その外交を知らない国にというのだ。
「そうしてもらおう」
「ですね、我が国の為にも」
「そうしてもらいましょう」
「さもないと痛い目を見る」 
 こう言って葉巻を吸い続けた、その葉巻は美味くはなく苦いものだった。その時のチャーチルの心境がそのまま出て。


チャーチルと日本   完


                 2021・8・14
[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ