第二章
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「もうね」
「楽になのね」
「出来るわ」
「簡単なのね、本当にね」
「ええ、けれど」
自機を動かし攻撃もしつつ話した。
「楽しいわ」
「そうなの」
「これはかなりいけるわ」
「昔のゲームでも」
「これはね」
「ふうん、このゲームね」
仁美は自分のスマートフォンを出した、それでこのゲームを検索してゲームの内容と敵の説明それに攻略法をチェックしつつ話した。
「全十六面よ」
「そうなの」
「まさかと思うけれど」
妹はさらに言った。
「十六面クリアする?」
「初回で」
「お姉ちゃんシューティングも得意だし」
それでというのだ。
「目指してみる?」
「そうね、ここはね」
姉も妹の言葉を受けて言った。
「調子いいし」
「それじゃあね」
「やってみるわ」
「十六面クリア目指すのね」
「全部のね」
「わかったわ、じゃあね」
妹はスマートフォンを観つつ姉に応えた。
「私も最後までね」
「観るのね」
「そうするわ」
姉に笑顔で話した、そしてだった。
利奈はゲームを進めていった、実に見事な動きであった。
一面をクリアし二面三面となり。
さらに進んでいった、そしてだった。
「いよいよね」
「ええ、最終ステージね」
「難しいゲームよ」
「そうね、けれどノーミスなのは流石ね」
「シューティングもやり込んでるしね」
「今のゲームより簡単なの」
「単純ね」
実際にプレイしてみての感想である。
「これは」
「昔のゲームだけあって」
「難しいけれどね」
それでもというのだ。
「敵の動きもそれぞれ一つしかないし弾も遅いし少なめだし」
「今のゲームと比べたら」
「そう、だからね」
それでというのだ。
「これ位ならね」
「何とかなってるの」
「ノーミスでもね、後ろから攻められても」
「かわしてるわね」
「主人公機のパワーアップはなくても」
それでもというのだ。
「これならね」
「大丈夫なの」
「私だったらね」
今のシューティングをやり込んでいるならというのだ、こう話してだった。
利奈はゲームを進めていった、最終ステージも持ち前の技量で敵を倒しつつ突破していった。そして遂にだった。
最終ステージをクリアした、ここでこう言った。
「やったわ、これでね」
「エンディングね」
「それね、やり遂げたわ」
「あっ、待って」
仁美はここで自分のスマートフォンを観つつ姉に話した。
「どうもね」
「どうしたの?」
「これで終わりじゃないみたいよ」
「って隠しステージあるの」
「いや、戻るみたいよ」
姉にさらに話した。
「これはね」
「?まだ続いていて」
それでとだ、プレイしている利奈は画面を観て言った。
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