昔からの知り合い
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ファントムが、ソラの正体。
「だからいつも言ってるじゃない。ソラって呼んでって。ね? ハルト君」
その正体に、可奈美は驚愕の声を上げた。
「そっか……だからハルトさんは、あんなに慌てて追いかけていたんだ……」
「アイツは以前、俺が倒せなかったファントム……」
『ドライバーオン プリーズ』
ハルトは説明しながら、ベルトを起動させる。さらに、そのつまみを操作し、ベルトから待機音声が流れ始めた。
『シャバドゥビダッチヘンシーン シャバドゥビダッチヘンシーン』
「だから今度こそ……ここで、倒す! 変身!」
『フレイム プリーズ』
赤の魔法陣が、ハルトをウィザードに変えていく。
だがグレムリンは、一切動じることなくその両手に短い剣を握る。
「そういえば、何時か決着を付けるって、約束したっけね?」
「なら、それを今日にしてやる……来い、グレムリン!」
「だから……その名前で呼ばないでって。僕は……ソラだ!」
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