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ライブジャスティスシリーズ
十香スクライド/裏切りの二人
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係よ、正に悪魔の遺伝子」

令音は更にもう一つの情報を開示する。

令音「ですがこのDNAはありとあらゆる生物に投与することで多くの生体情報を書き換える、そして生物がそのDNA基盤を持つことである種の超能力を発揮することができる」
カリオストロ「それこそが次元への干渉能力、これは物理的に次元を観測したり、その次元の事象を不完全ながらもコントロールする恐るべき能力よ」

令音「一方で大きなリスクも存在する、これから見せる写真は余りにも醜い。覚悟が決まらない人は目を背けて構わないわ」

すると液晶に映ったのはレイオニクスの実験に利用された子供の死体だった。

全員「!!!!!!」

その余りの惨い写真に全員が戦慄する。

カリオストロ「レイオニクスの遺伝子は人間に投与するとほとんどの確率が脳が肥大化する。そもそも生体情報を書き換える以上はこうなって当然、つまりレイオニクスの力はそう簡単に人間では使えない、極一部の例外を除いてね」
クリス「一部の例外?」

カリオストロは席から立ちあがり、指を鳴らすとギガバトルナイザーと2体のスーツの情報を開示する。

カリオストロ「本来なら扱えるはずのないレイオニクスの力は、この世界の精霊の力を同時に取り入れる事で生体情報にある程度のセーフティーをかけることが出来る。そして次元干渉も専用のサポートデバイスを介しての能力発動によってより負荷の無い形で使用することが出来る。アイザックはこの事実を知り、神蝕篇帙とレイオニクスの力を同時に使う事によって彼は力をモノにした。そして恐らくは人間に二ベルコルの力を埋め込む事でも同じ理論として成立する。アイザックはこれでレイオニクスの大部隊でも作るつもりだったかもしれないわね」

そしてイースナが説明を続ける。

イースナ「それを妾たちはレイオニクス兵器と呼んでいる、その兵器こそがこのレイオニクススーツ・アーマードダークネスとウルトラマンスーツverベリアルじゃ」

進次郎「ウルトラマンスーツ!!」
ジャック「よりにもよって向こうにもウルトラマンスーツが……」

ミーティングはざわつき、デウス・エクス・マキナがウルトラマンスーツを開発していた事に絶句する。

響「じゃあ、向こうもウルトラマンスーツの技術を……」
弾「通りでおかしいと思った、エースロイドの多くが指揮官式の操作型部隊なのも、即ちウルトラマンスーツの情報を抜き取ってこの兵器を開発するための捨て駒だった訳だ」
虎徹「人間散々実験台にしまくって作った兵器がウルトラマンな訳ないだろ!!」
光太郎「全くの同意見だ、許さない」

カリオストロはその言葉を最もだと思いつつも次の情報を開示する。

カリオストロ「何より、この兵器が後に量産され、多くの人間が半精霊のレイオニク
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