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MUVLUVにチート転生者あらわる!?
39話
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、Eの建設はマイクウェーブ装置の関係上、20%までしか出来ていないか。まあ、ファーストニュータイプの部分は生産可能パーツの中に、D、O、M、E、建設専用にファーストニュータイプの記憶と言う物があるから、それを付ければ良いだろう)



コーヒーを飲みながら書類をめくる。現場からの要望が記されていた。

まあ、いろいろあるが纏めるとこうだ。

1、人員を増やして。

A、呼び出せば良いから問題なし。

2、物資が少し足りない。A、大量に生産してパプア補給艦で纏めて送る。

と、言った所だ。早速人員を想像する。



(デラーズフリート工作兵(月のグラナダ基地の建設に関わった人)10万人。デラーズフリート兵20万人(整備、警備、医療)を呼び出す。

場所は、ソロモン宇宙港(ハッチは閉まっている)に呼び出す。確か、ノルド・ランゲル少将が居たはずだから、彼に指示を任せよう。そんなことをしながら書類から視線を上げる。ドアが開いてシーマ中佐が中に入って来た。



「失礼するよ」

「お疲れ様です、シーマ中佐」



敬礼するシーマ中佐に、ニッコリと微笑む。



「(っく!ヤバイね。悠斗の顔を見ると、あの日の事を思い出すね。胸がドキドキするよ)お疲れ様です、悠斗」



(シーマ中佐。やはり、祝勝会の日の事を思い出しているのね。でも、私はまだシーマ中佐の要に、告白する勇気が無いわ。相変わらず、悠斗の笑みは素敵だけどね)



(シーマ中佐もイルマ中尉も、顔が紅いです。やはりそれだけ悠斗の笑みが、素敵と言うことですね。まあ、私も見惚れていますけど)



何やら、シーマ中佐の顔が紅い様だが風邪でも引いたのかな?



「イルマ中尉。シーマ中佐にも、コーヒーを出してくれ」



「・・・・・」



「イルマ中尉?」



「・・・っ!は、はい?!今出します!」



慌てて、コーヒーを入れに行くイルマ中尉。

もしかして、強く言い過ぎたかな?



「はて?強く言ったつもりは無かったのだが、強く言ってしまったのか?」



((ハア。違うんだよ(です)見とれていただけだよ(です))



周囲の考えと全く検討違いな事を考えている俺だった。



「まあ、悠斗。イルマは良いとして、月の件の書類は終わったのかい?」



「うん?ああ。ホシノ少佐が手伝ってくれたおかげで、予定よりもかなり早く終わったよ」



俺の予想では、俺の1週間の睡眠時間を2〜3時間にしてやっと終わるかどうかだったから、本当にホシノ少佐とオモイカネには感謝するね。



「いえ、私は大したことしていません」


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