39話
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
、Eの建設はマイクウェーブ装置の関係上、20%までしか出来ていないか。まあ、ファーストニュータイプの部分は生産可能パーツの中に、D、O、M、E、建設専用にファーストニュータイプの記憶と言う物があるから、それを付ければ良いだろう)
コーヒーを飲みながら書類をめくる。現場からの要望が記されていた。
まあ、いろいろあるが纏めるとこうだ。
1、人員を増やして。
A、呼び出せば良いから問題なし。
2、物資が少し足りない。A、大量に生産してパプア補給艦で纏めて送る。
と、言った所だ。早速人員を想像する。
(デラーズフリート工作兵(月のグラナダ基地の建設に関わった人)10万人。デラーズフリート兵20万人(整備、警備、医療)を呼び出す。
場所は、ソロモン宇宙港(ハッチは閉まっている)に呼び出す。確か、ノルド・ランゲル少将が居たはずだから、彼に指示を任せよう。そんなことをしながら書類から視線を上げる。ドアが開いてシーマ中佐が中に入って来た。
「失礼するよ」
「お疲れ様です、シーマ中佐」
敬礼するシーマ中佐に、ニッコリと微笑む。
「(っく!ヤバイね。悠斗の顔を見ると、あの日の事を思い出すね。胸がドキドキするよ)お疲れ様です、悠斗」
(シーマ中佐。やはり、祝勝会の日の事を思い出しているのね。でも、私はまだシーマ中佐の要に、告白する勇気が無いわ。相変わらず、悠斗の笑みは素敵だけどね)
(シーマ中佐もイルマ中尉も、顔が紅いです。やはりそれだけ悠斗の笑みが、素敵と言うことですね。まあ、私も見惚れていますけど)
何やら、シーマ中佐の顔が紅い様だが風邪でも引いたのかな?
「イルマ中尉。シーマ中佐にも、コーヒーを出してくれ」
「・・・・・」
「イルマ中尉?」
「・・・っ!は、はい?!今出します!」
慌てて、コーヒーを入れに行くイルマ中尉。
もしかして、強く言い過ぎたかな?
「はて?強く言ったつもりは無かったのだが、強く言ってしまったのか?」
((ハア。違うんだよ(です)見とれていただけだよ(です))
周囲の考えと全く検討違いな事を考えている俺だった。
「まあ、悠斗。イルマは良いとして、月の件の書類は終わったのかい?」
「うん?ああ。ホシノ少佐が手伝ってくれたおかげで、予定よりもかなり早く終わったよ」
俺の予想では、俺の1週間の睡眠時間を2〜3時間にしてやっと終わるかどうかだったから、本当にホシノ少佐とオモイカネには感謝するね。
「いえ、私は大したことしていません」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ