暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百六十八話
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にロシア代表になったんだ?

未完成とはいえグストーイ・トゥマン・モスクヴェを既に持ってるなんて。

「橙、刀奈がロシア代表になったの知ってた?」

『知ってたよ。ヘイムダルでもつかんでたけど、その頃ちょうどマスター忙しそうだったから言うの忘れてた』

じゃぁ年末年始辺りかな。

「ああ、そう」

ヘイムダルからの報告書を引っ張ってくると、どうも去年の12月くらいには代表になっていたようだ。

どうやら朱美さん…刀奈の母親がロシア貴族に連なる人らしい。

それもただの貴族ではなくなんと公爵家。

楯無と朱美さんがいったいどんな大恋愛をして結ばれたのか非常に気になるものだ。

ふむ、刀奈が代表になったのはその縁もあってのことか。

暇があればグストーイ・トゥマン・モスクヴェの建造にちょっかいかけに行こうかな。

さて、現実逃避はここまでにしよう。

この送り付けられたチョコレートは液晶テレビサイズで厚みもそこそこ。

しかもただの板状なので見た目通りの体積だ。

「これをどうしろと言うんだ刀奈ぁ…」

とりあえず砕かれたうちの小さな欠片を手に取ってポリポリと咀嚼する。

普通に美味しいミルクチョコレートだった。

だがこの量である。

「しかたない。パントリーの冷蔵庫にでも入れとくか」

チョコレート自体腐りにくい食べ物だし、冷蔵庫に入れておけば一年は持つだろう。









なお一月後のホワイトデーには同じメーカーが発売しているホワイトチョコを買って、1/4刀奈made from chocolateを作った。

デザインはセクシーポーズ(全裸)だ。

あんな所やそんな所まで完全再現。

量子化して橙に運ばせた。

EAT MEと書いた箱に入れてだ。

橙に撮影させた刀奈の羞恥の顔は見物だった。

もっとも、直ぐにISの拳で叩き割られたが。

なお簪と本音と虚さんにはちゃんとした物を送っておいた。


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