暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga33彼女たちの今〜Side Midchilda〜
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以前みたいにちょーっと揉むだけや」

「え〜と・・・逃げちゃダメ?」

「うん、アカン♪」

身体能力で圧倒的に勝ってるすずかちゃんが本気を出せば、私から逃げ切るのは簡単なはずなんやけど、すずかちゃんは苦笑いしながらスッとその豊満な胸を私に向けて差し出した。それで頭の冷えた私は手を合わせて拝んでから、すずかちゃんの胸を揉んだ。それからなのはちゃん、フェイトちゃん、アリシアちゃんと続けて揉ませてもらった。

「次は・・・」

馬鹿なことをやってる私たちから距離を取って遊んでるフォルセティ・・・とゆうより、ヴィヴィオ達に目を向けた。ヴィヴィオもアインハルトも徐々に大人モード時に近い体型に成長してるから揉み応えのあるサイズやし、コロナ達ももちろんええサイズや。

「よーし! そんじゃあヴィヴィオ達に行ってみようか!」

「ちょう待って、シャルちゃん」

さすがにこれ以上の馬鹿な真似は出来ひんと自制した私はストップを掛けるんやけど、シャルちゃんは「コンプするのがわたし流」なんて言い出して、ビクッと肩を震わすヴィヴィオ達に向かって歩き出した。そんなシャルちゃんの前に立ちはだかるのは・・・

「シャルさん、母さん」

「「フォルセティ・・・!」」

「シャルさんも母さんも恥ずかしいことしないでくれる? ヴィヴィオは僕の彼女で、アインハルトさん達は大切な友達なんだ。手は出させないよ。それでも無理にでも来ようものなら、僕が相手になる」

インターミドル男子の部世界チャンプのフォルセティ。見て、あれが私の自慢の愛息子や。ヴィヴィオ達を護るように堂々と立つフォルセティの勇姿にドキドキする私なんやけど、シャルちゃんは「めっちゃ複雑な気分」ってガックリ肩を落とした。

「フォルセティ、格好いいんだけどさ。見た目がルシルにそっくり過ぎてこう・・・ヴィヴィオに寝取られた感があってさ・・・。それにルシルがロリコンっぽく見えてもいるんだよね・・・」

「そ、それは・・・」

うん、まぁ気持ちは理解できる。フォルセティもこの1年で心身ともに大きく成長して、シャルちゃんの言うようにルシル君を幻視させる。一緒に過ごしててドキッとするときも何度もあるし、ヴィヴィオ達が遊びに来たときには“好きだ”って想いを目いっぱい視線に載せてヴィヴィオを見たりするから、ジェラッと来るのは内緒や。

「母さん。母さんは当然やらないよね?」

「う゛っ・・・も、もちろんや!」

「しかしわたしは止まらない。むしろフォルセティと組んず解れつは望むところ。お姉さんと楽しい事をしよっか? フォルセティ」

チロっと舌を出して笑うシャルちゃんの姿にフォルセティは腰が引けた。私やと止められへんから応援要請しようかとしたとき、「ちょっと待ってください!」
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