暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga33彼女たちの今〜Side Midchilda〜
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に力負けしてるから上手くいかへん。

「な? シャルちゃん! ホンマごめん!」

「むむ? はやて、ちょっと大きくなった? まさか! フォルセティがルシルみたいに成長したから、ルシルに代わってあの子に揉ませ――」

「るかぁぁぁーーーー! 母親が息子にそんなことをさせるわけあるかい!」

シャルちゃんに全力でツッコみを入れつつ、私はシャルちゃんに向かって体重をかけて、一緒に仰向けに倒れ込んだ。足腰もシャルちゃんに比べればよわよわな私やけど、足を掬われやすい水の中なら体重をかけてしまえば一緒に倒れることくらいは可能って判断や。

「「ぷはっ!」」

同時に立ち上がって、お互いにズレた水着を直してからレスリングポーズで対峙する。と、そこで「やめなさい」とゆう呆れ声と一緒に私とシャルちゃんの頭が叩かれた。私の頭を優しく叩いたのは「アリサちゃん」で、シャルちゃんの頭を割と強い力で叩いたのは「アリシア」ちゃんやった。

「あんたらね、遊びだろうがマジだろうがアホなことやってんじゃないわよ」

「そうそう♪ 胸が大きくなっただの小さくなっただのくだらないよ。どうせ私に比べればみんな小さいんだし、そんなつまらない話なんてしてないでさ、もっと遊ぶべき!」

チーム海鳴で一番のバストサイズを誇るアリシアちゃんが腕を組んでそう言うた。両腕の上に乗っかってるその大きな胸に視線がいく。シャルちゃんと目配せをして、頷き合うと同時に2人でアリシアちゃんの胸に手を伸ばしてこれでもかってくらいに揉みしだく。

「な、なんでぇぇぇぇーーーー!?」

「この生意気おっぱいめ!」

「アリシアちゃんの胸は変わらへんな! 大きくて形もええままや!」

「なんでキレ気味!? やああああああ!」

私とシャルちゃんに滅茶苦茶にされるアリシアちゃんを見たアリサちゃんが逃げようとして、それに気づいたシャルちゃんが「わたしが揉んで、アリサの胸を大きくしてあげるよ〜?」ってアリサちゃんをロックオンした。

「大きなお世話よ! それにこれ以上大きくなっても邪魔なだけよ!」

私より大きな胸を持つアリサちゃん。確かに騎士のような戦い方をするアリサちゃんにとって大きな胸は邪魔になるんやろうけども・・・。モヤモヤッとする心を落ち着かせるために私は「こうなったらみんなの胸を揉まへんと」って考えに至る。まずは、目が合った「すずかちゃん」からやな。

「え? ちょっ、はやてちゃん? 落ち着こう?」

シグナム、シャマル、アインスを除いたチーム海鳴のバストサイズランキングは、アリシアちゃん、すずかちゃん、フェイトちゃん、シャルちゃん、アリサちゃん、なのはちゃん、私となる。2位のすずかちゃんの胸を揉めばご利益があるかもしれへん。

「落ち着いてるよ?
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