暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga33彼女たちの今〜Side Midchilda〜
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った。さらに驚いたのは、カメラを向けられたヴィヴィオがその場で受けたことや。
――はいっ! わたしからもお願いしまーーーーす!!――
(ルシル君の事情は解ってるけど、ルシル君もフォルセティくらいに気持ちええ告白をしてほしかったな〜)
フォルセティとヴィヴィオが公式に結ばれたことで、コロナは自動的に失恋したわけやけど、あの子たちの付き合い方は全然変わらへんかったから、コロナも納得してくれたんやろうな〜。そんなことを思い返しながら私の分のトロピカルジュースのグラスが空になってることを確認。そんで「イプシロン。ごちそうさまや!」と、ホテルアルピーノの従業員の1人、元“スキュラ”姉妹の五女イプシロン・アルピーノに声を掛けた。
「はい。はやて、お代わりは要りますか?」
「ううん、もう結構やよ。おおきにな」
「イプシロンは自分の仕事をしてるだけです」
イプシロンを始めとした“スキュラ”姉妹もこの世界に留まって1年やな。ホテルアルピーノの従業員が板についた働き者や。私のグラスだけやなくて、同じようにお代わりを断ったシグナムとアインスのグラスもトレイの上に載せて、「ごゆっくりです」と、新しく建てられた湖岸食堂(日本の海の家みたいな木造店やね)に戻ってく。外からでも見える厨房には“スキュラ”の長姉アルファと末妹ゼータが、私たちの昼食の下拵えをしてくれてる。
「よーし! 私もシャルちゃんにドーン!」
「ちょっ、はやて!? 抱き付きならいいけど、水着の状態で胸を揉むのはダメーーー!」
「む、うーん・・・?」
2年ほど前にチームナカジマ合宿に付き合った時、こうしてシャルちゃんだけやなくてなのはちゃん達のも堪能させてもらったんやけど・・・。なんや「シャルちゃん、ちょうしぼんだ?」って感想がポロッと口から零れてしまう感触が伝わってきた。
「んなっ!? バストサイズはずっと維持してるんですけど!? そういうはやてはどうなわけ!?」
背後から抱き着いてる私の両腕を掴み取ったシャルちゃんは勢いよく腰を曲げて、そのまま私を背負い投げ。背中から湖面に叩き付けられた私は大慌てで体勢を立て直して、「ぷはっ!」と足を付いて立ち上がった。
「けほっ、けほっ! シャ、シャルちゃん! さすがに水の上での背負い投げはアカン! 受け身の効果が全然あらへん!」
「ごめんごめん。んじゃ、今度はわたしが測ってあげよう!」
「うひゃい!?」
私の背後からシャルちゃんが両手を伸ばしてきて、あろうことかビキニトップスの中に手を差し込んで来て、じかに揉んできた。顔がカッと熱くなって、「ふむふむ、なるほど〜」と遠慮なく揉みしだいてくるシャルちゃんに「降参! 降参や!」って、シャルちゃんの手を私の胸から離そうとするんやけど、完全
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