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僕も、悪かったんだよ 後で、謝っておく」と、昇二も言っていた。
「昇二 いよいよだな 今まで、ずーと一緒だったけど 1年後ぐらいには、別の会社だけど競い合っているんかな」
「そーだな だと良いけどな 俺なんかは、上から言われたこと、こなすだけかも知れないし 海外に飛ばされているかもな」
「ちょっと 昇二 今、そんなこと言ったら、明璃・・」と、光瑠は人差し指を口元に持っていっていた。
「光瑠も頼むぞ 弁護士か検事かわからないけど 将来、頼りにしているぞ」
「そんな 私も 平凡な女よ 今は、いい奥さんになれるよう、両方、勉強しているわよ」と、やっぱり、晋さんの方もチラチラ見ていたのだ。
「明璃ちやん いつもより、もう遅いし、上がって 昇二に送ってもらうといいわ ねぇ 昇二、お願い 向こうに行っても、身体に気を付けてね ちゃんと食べてよ」
「わかった 美鈴こそ、仕事し過ぎて、身体壊すなよ 夏には、又、来れると思う」
二人が連れ添って、出て行ったあと、僕も、光瑠と舞依ちゃんと一緒に帰ることになった。
「明璃ちゃんて、真っ直ぐで、羨ましいわ」と、舞依ちゃんが言ったら、光瑠が
「我儘なだけよ」
「でも、人を好きになるって、我儘でいいんじゃぁないでしょうか」と、舞依ちやんが返すと
「そうね 我儘でいいのかもね」と、光瑠も納得していた。
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