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IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
お嬢様登場!
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五年生で四回。六年生で五回。中学一年で8回。二年で3回。三年の秋までで7回。
計27回、一夏は告白されている。
そしてその全てを、いや殆どを、持ち前の鈍感スキルで切り伏せていったのだ。
中には2回告白した猛者もいた。だが結果は変わらない。
好きだといっても、別のことと勘違い。
愛しているといっても聞き間違ったり。
デートと言ったにもかかわらず、当日になれば他の奴が居るという事態もあった。
他の事には割りと気が回るほうな一夏は、恋愛に関してだけ最悪のスキルを持っていたのだ。
その名もフラグクリエーターとフラグデストロイヤー。
名づけたのは御手洗和馬という、前に言った親友の一人だ。
コイツもコイツで、三人の女子に好意を持たれている事に気が付いていながら、一人に絞れないというラブコメを繰り広げる奴なのだがまぁいい。
あー、それでなんだっけ?
そうだ、金髪ロールだ。
「とうとう、一夏の毒牙にかかったか・・・」
「・・・拓夢君?」
清香が、意味が分からないよ?と言わんばかりに小首をかしげながら見上げてくる。
だがすまない、この秘密は俺から打ち明けたんじゃ伝わらないんだ。
誰かが犠牲になって初めて周囲が気が付くしかないんだ。
今までの経験上。
「清香、世の中にはな、知らない方が幸せなことがあるんだ・・・」
「え・・と、なんの話かな?」
「すまん、忘れてくれ。こればかりは言えない事なんだ。・・・男だけの秘密なんだ」
「そ、そうなんだ。いや、全然気にしてないから大丈夫なんだけど?」
ありがたい。
そう言ってくれると、俺も気が楽になる。
と、一夏に視点を戻そう。
なにやら言い争い?というか、金髪が一方的に一夏に食って掛かってるみたいだ。
なにしてんだ?
「あなた!あなたも入試で教官を倒したって言うの!?」
「うん、まぁ。たぶん」
「たぶん!?たぶんってどういう意味かしら!?」
「お、落ち着けって。な」
「こ、これが落ち着いていられ───」
・・・・・・・・。
清香から聞いた事と今の話を合わせると、つまりこう言う事だ。
金髪ロールが代表候補生で、一夏が男なのにISを動かせるからと興味があり絡んだ。
自分の実力を知らしめて、あわよくば、というか完璧に一夏を下に付けてやろうとしたんだな。
で、その口実に入試主席と教官を倒したことを使おうするが、一夏も倒していたことが判明し、失敗。
一夏が曖昧に逃げるのを、パニックになった金髪ロールが問い詰めている、と。
「ようするに、なんだ。喜劇か?」
「ん〜、そう言っちゃうとオルコットさんがちょっと可
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