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刺入れだった。僕と昇二のは茶色、光瑠と美鈴のはレッドピンクで、それぞれの名前がはいっていたのだ。
「あのさー 私のこと、忘れないでいてくれたし、お店のオープンのときも、みんなで助けてくれたし、何かでお礼しなきゃって思っていたの 4月からみんな新しい生活になるから、私からの感謝の気持とお礼なの」
「美鈴 これって 栃木レザーのじゃぁない 良いもんだって うちの教授も持っていて、自慢したいたわよ」
「うん 丁寧につくってあるから、長持ちするんだって 前から、頼んであったんだ みんなで、同じもの持つって良いじゃぁ無い? これから、みんな使う事増えるし」
「美鈴 そんなことに気を遣うなよ 店のことでいっぱいなのに・・ だけど、これは大切に使うよ」と、昇二も有難がっていた。
「あとさー 光瑠 晋さんとは、なんかあるのー? 正直に言ってよ」と、美鈴が思い切ったように聞いていた。
「なんでー 気づいていたのー でも、残念ながら、報告するようなこと何にもないんだよね 正直に言うと、私は、あの人を好きになっちゃった すごく、仕事熱心で、真面目だし でもね、私からモーションかけても、適当にあしらわれて、相手してもらえないんだ」
「えー 光瑠 お前の好みって ああいう人なのー おどろきだよー」と、昇二が言っていたけど、僕も、びっくりしていた。
「美鈴はわかっていたんかー」
「うん なんとなくね 光瑠らしいなって思っていた でも、晋さんはそんな風なんだ」
「まぁ この話は ここまで 私が勝手に想っているだけだから 気にしないで」
僕は、この後、美鈴が、会う人に対して、どういう性格でどういう風に考えているのかを正確に察する能力を持っているのだと思うようになっていった。
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