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四つの耳を持つ猫
第一章
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を見せて話した。
「名前はソーンっていうけれど」
「耳が四つあるわね」
「スワティーが前にお話してくれたね」
「うちのアスランね」
「その娘と同じでね」
「耳が四つあるのね」
「ええ、けれど小さな耳はただあるだけで」
 それでというのだ。
「貴女のところの子と違って耳の前にあるけれど」
「アスランは後ろだからね」
「けれど同じで聞こえることはね」
 耳だがというのだ。
「ないの」
「そうなのね」
「けれどそれだけで」
 耳が四つあるだけでというのだ。
「特にね」
「おかしなところはないわね」
「とても食いしん坊でやんちゃよ」
 そうした子だというのだ。
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