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DQ8 呪われし姫君と違う意味で呪われし者達(リュカ伝その3.8おぷしょんバージョン)
第二十四話:胃薬を買い占めろ!
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スを追うんだ。迷惑を掛けることの無い様にな!」
「やぁ、これは心強いでs「何が『助力』だよ……お前が個人的に厄介払いしただけじゃねーか!」

私もそう思う。この二人の不仲は誰もが知っているからね……でも普通の者なら口には出さないだろう。
「それ言っちゃうぅ?」
流石にゼシカ殿も小声でだが呟いた。

「べ、別に……個人的不仲で人選したのでは無い! コイツはお前等……ゴホン、皆さんとは縁があったから選んだ結果だ。能力的な問題だって嘘偽り無い!」
「別にお前の人選にケチ付けてるわけじゃぁない。お前のことを心配してやってるだけだよ(ニヤニヤ)」
心配してる人間の顔じゃ無い……ニヤけるのを止めなさい。

「し、心配とは如何(どう)言うことだ!?」
ニヤけ顔が気になって、そっちへのツッコミを忘れてた。
本当に一体如何言う事だろうか? まぁどうせ何時もの口から出任せだろうけど。

「考えてもみろ。お前等の不仲はこの修道院だけで無く、近隣の街でまで知られ渡ってる。そして今回、あの道化師が危険かもしれないと言うことに、一番初めに気が付いたのがククールだ。その危険に対する策……まぁ俺等の事だが、対応策を講じたのもコイツだと一部の者は既に知っている。にもかかわらず対応策である俺等を投獄したのはお前だ。そして危険な道化師を招き入れたのもお前だデコッぱち!」

「つ、つまり……何だ!?」
「つまり、お前が修道院の実権を全て手に入れる為に、オディロ院長を殺す者(道化師)を雇い招き入れ、邪魔しそうだった俺等(対応策)を投獄し、事が済んだ今……計画を知り得そうなククール(不仲な義弟)を追い出した。 ……そう思われる可能性が大きいって事だよ」

「わ、私はそんなことはしていない!! 院長は……オディロ院長は、私にとって掛け替えのない大切な方だったんだ!」
「俺に言うなよ」
じゃぁ誰に言えばいいんだよ?

「俺等はお前が裏で暗躍していたなんて思ってない。ドルマゲスはアイツなりの価値観で行動してるから、誰かに雇われるなんてあるわけない。だが、それを知ってるのは俺達だけだ。他の者はドルマゲスという者以外の情報で、あれやこれやと推測()するしか無い(ニヤ〜)」
他人(ひと)の不幸を、こんなにも楽しむ人間は他にいないだろう。

「あぁ……今更、別の奴にしないでくれよ。一緒に旅をするのなら、他の馬鹿共より、多少なりとも共闘したククールの方が良い」
だったら素直に彼の参入を黙って受け入れてれば良いのに……

「ウルフ……楽しそう……」
「ウルポンは誰かを苛立たせるのが大好きなのよ。クズでしょ」
女性陣が小声で会話してる。

「オディロ院長は無償で皆に博愛を振りまく御仁だった……それは周知の事実。なのに、この修道院では『お布施
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