暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
夢の中!
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 ここは・・・・?

 気が付くと俺は、真っ白い空間にひとりぽつんと立っていた。
 
 この、体は・・・。

 体はやはり、18歳の状態に戻っていた。
 
 あれは全部夢・・・。

 そう、夢だったんだ。
 ISの世界に転生したこと、皆とであった記憶そのもの。
 全てが俺のつくりだした 夢 だったんだ。

 やっぱりそうか。俺を見てくれる人は居ないのか・・・。

 いつもそうだった。
 俺に近寄ってくる人間は全部、俺の能力にしか目がいっていない。
 俺が何を考えて、何を思って、どうしたいかなんて気にしてくれない。
 タダその能力が目当てで、俺に近づいてくる人間。

 いつも孤独だった。
 周りに人はいても、俺は一人だった。

 皆仮面を被っている。
 皆嘘をついている。
 笑いながら近づいて、俺から色んなものを吸い取ろうとしてくる。

 そんな人生まっぴらごめんだ。

 何でも出来ても、何にも手に入らない。
 全てがまやかし、嘘でしかない。

 そんな、神が創った俺の幸運。
 祝福だと?愛しているだと?
 ふざけるな!それはもう呪いでしかない!

 この白い空間は、俺の心の全てをさらけ出す。
 どす黒い思いがとめどなく溢れ、止まらない。

 叫んだ、わめいた、暴れた、走った、倒れた、そして泣いた。

 「気は、すんだかの?」

 声が聞こえた。
 老人とも若い男とも子どもとも女性とも取れる、可笑しな声だ。

 すむわけねぇだろ・・・。

 声は出ない。
 変わりに頭から言葉が飛んでいく。
 思いが全て相手に伝わる。

 「そうじゃの、すまなかった」

 姿は見えない。
 でも存在は感じる。
 
 あんたは、神か・・・?

 「そうじゃよ。おぬしを愛し、お主に祝福を与え、おぬしを苦悩させた、愚かな神じゃ」

 その声は、心のそこからそう思っているようだった。
 懺悔、俺にはそう聞こえた。

 なにしにきた・・・。ここはどこだ。

 「そこは、ワシの中じゃ。どの世界にも属さない、隔絶された空間。それがその場所の名前じゃ」

 なにしにきたんだ・・・。

 「謝りに。そして、おぬしを助けるために」

 ふざけるな。・・・あんな、嘘の世界の記憶なんて見せて、償いのつもりかよ。

 叫ぶ気力も、怒る気力も残っていなかった。
 あるのは虚無感。

 「違う。あの世界は本物じゃ!おぬしが望んだ、心から望んだ世界があそこなのじゃ!」

 なにを・・・。俺は普通の幸せが欲しいといっただけ。

 「それも違うの。おぬしは普通の幸せに別の意味を込めておった」

 別の、意味だと・・・。

 「そう、別の意味。自
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