暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
激動!
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 「世界が、変わる瞬間だ・・・」

 そう、誰かが呟いた。
 
 街の商店街の一角。
 電気屋の前には、多くの人が居た。
 普段から人通りは多いが、ここまでにぎわうことなどめったに無い。
 そのため、店主は大喜びかと思えばそうではない。

 皆一様に、店先にある新型テレビを見つめている。
 その内容とは・・・・


 『ご覧くださいこの光景を!現代兵器が瞬く間に無力化されていきます!これが、これがあの謎の兵器の力なのでしょうか!!』

 真っ白な、純白とも言っていいほど白い人型が、空に浮いていた。

 たぶん、それは中に人が乗っている。
 いや御幣だ、人が装着しているといった方が正しい。

 それはまるで騎士のようだった。
 体にまとうように装備されている純白の鎧、どの金属で出来ているのかさっぱり分からないが、機関銃の弾が当たっても傷一つ無い。
 右手には刀を模したブレード、左腕にはレーザーを放つ大型の何か。
 正体を隠すためなのか、フルフェイスのヘルメットを被っているため顔は見えない。
 でも、背中に流れるような黒髪は隠せていなかった。

 女性。
 鎧の形も、胸部が膨らんでいることから女性が装着していると推測される。

 その白い甲冑を纏った騎士は、あらゆる方向から飛んでくるミサイルを撃墜していた。

 「こ、これは・・・・ッ!」

 おそらく、この結末に辿り着いたのは俺だけだ。
 この商店街の人間だけじゃなく、おそらく世界でたった一人。
 俺だけが、ある事実に気が付いてしまった。

 あの人型兵器。
 ミサイルが日本目掛けて飛んでくるこの事件。
 そして、重要な人物の名前。

 思えば今まで何度もその兆候はあった。
 小学校で初めて自己紹介したとき。
 あいつの家に遊びに行った時。
 俺とアイツで一人の少女のために、三人相手に大立ち回りを繰り広げたり。
 そして、その子の道場に足を運んだときに見た、異常とも言える空気を放つ女性を見たとき。

 全て、俺は最初から知っていた。
 だから何度も変な感じに襲われていたんだ。

 「ここは、この世界は・・・・。ISの世界だ」

 まさか、いやそんなバカな。
 そうやって無意識の内に、避けていたんだろう。
 
 これは考え付く中で最悪の結果だ。

 「また、俺の人生は仕組まれたものだったのか・・・?」

 相川家に生まれて、父さんと母さんと過ごして、妹に恵まれ。
 公園で一夏と殴り合って、負けて悔しくて走っていたら竹さんに会って。
 小学校で一夏と再開して仲良くなって、友達が沢山できた。
 一夏の幼馴染である少女のために喧嘩して、道場に遊びに行って。
 
 そんな、俺が起こしてきた行動全
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