暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
入学式!
[2/2]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
ありがと!」
「おわっ、なんだいきなり!」
思わず嬉しくて、少年の手を握ってぶんぶん振ってしまった。
あ、やりすぎたか・・・?
「ご、ごめん!」
「いや、いいけどさ・・・。お前ってそんな奴だったの?」
「なにが・・?」
「公園ではもっと凶暴だったじゃん」
「う・・・」
痛いところを突かれる。
確かにあの日、公園での出来事は妙にむしゃくしゃしていたのを覚えている。
ついカッとなって、やっちまったみたいな感じだ。
「いやいやいや!本当の俺は温厚なんだって、本当!えと、だから、あの時のは・・・」
「・・・ぷっ!」
「ん?」
「い、いやお前、結構面白い奴なんだなって・・・ぷぷっ」
「ちょっ、笑うなよー!」
「いやでも、そんな必死に言うことじゃ・・・ぷぷぷっ」
「オマエなー!」
そう言いつつも何故か、笑われても悔しいとか腹が立つとかは感じなかった。
どこか嬉しくもあったのは意外だ。
ただおれが必死に弁解しようとしたのを笑われた。
前世の俺だったら切れてるところだけど。
でも、今は違う。
「・・・相川拓夢」
「え、なんだよ」
「名前!俺の名前だよ。・・・これからよろしく」
「・・・ぷっ!」
「なぁ!また笑ったな!?」
「だってお前っ、いきなり言われても分かんないって。あははははっ!」
「あ〜、もういいよ!」
「ごめんごめん、悪かった。・・・このとおり!」
「・・・本当に悪いと思ってる?」
「思ってるって、ほら謝るから」
「・・・じゃ名前」
「え?」
「名前、教えてよ」
「・・・おう、分かった!」
そういうと少年は二カッと笑い、俺にてを伸ばしてくる。
「俺の名前は一夏だ。織斑一夏、よろしくな!」
「よろしく!」
織斑一夏。
それが俺の初めての友達の名前。
1年2組の一番前で、固く握手を交わした俺達の、これが二度目の出会いであり、初めての出会いでもあった。
この時、俺が一夏の名前の意味に気が付いていれば、もっと対処の使用はあったんだろうけど・・・。
ここから、俺の普通的平穏ライフは終わりを告げる。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ