暁 〜小説投稿サイト〜
IS 転生白書 オリ主が奏でる新しいインフィニット・ストラトス
入学式!
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 ここが小学校か。

 「着いたわよ〜、ここが今日から拓夢が通う小学校!」

 「か、かぁさん大声出すと恥ずかしいって・・・」

 「何言ってるの!はじめのうちは、笑顔と元気で行くのがいいのよ?」

 「わ、わかったから」

 何故か俺以上にはしゃぐ母が恥ずかしい。 
 周りにもたくさんの保護者と、俺と同い年の新入生がいる。
 小学校の校門ということもあり、周りでも親子が色々なリアクションを取っているが、こんなにオーバーなのはウチの母だけだ。

 呼び名はパパとママから、父さん母さんにかえた。
 少し前の事だ。
 
 年が上がれば男たるもの、いつまでも幼稚園児と同じには呼んでいられないからな。

 「それじゃ、行きましょうか!」

 「うん!」

 元気良く返事、初対面では笑顔。
 おそらく今後の社会に通じる、礼儀という奴だ。
 こんな時から学んでいるんだなぁと、改めて実感する。

 そして同時に、前世では体験できなかった高揚感も味わえる。

 これが普通の小学校、普通の6歳の日常なんだと。

 「おーし、目指せ友達10人!」

 「あ!そんなんじゃ少ないわよ〜。目指せ百人くらい言っちゃいなさい!」

 「い、いやそれは流石に・・・」

 まずは教室に入って、目に留まったやつに話しかけよう。
 そう思って俺は小学校へと入っていった。



 「ど、どうしてお前が・・・」

 「それはこっちのセリフ」

 教室に入る頃には皆、両親とは離れていた。
 俺は教室の一番前の、廊下側の席に自分の名前を見つけると、そそくさと座る。
 何人かクラスに人が増えてきているようだ。
 知り合いが居たのか、はしゃいでいる子達もいる。
 
 俺の後ろの席が引かれる音がした。
 小学校は男子の列と女子の列がセットになっている。
 つまり俺の後ろに座るのは当然男子。
 
 これはチャンスだ。
 席が近いことを利点に、話しかけるチャンスだ!

 そして俺は振り返って・・・・・、唖然とした。

 何故ならば、そこに居たのが俺と殴り合いの喧嘩を繰り広げた男。
 黒髪にとび色の瞳の同い年の少年だったのだから。

 「お前もこの学校だったんだ・・・」

 「そうだよ、なんか文句あるのか?」

 「いや、無いけどさ。なんでそんな喧嘩口調なんだよ?」

 「・・・お前が、“いきなり殴りかかってきた奴”だからに決まってんじゃん」

 ごもっともだった。

 全面的に悪いのは俺だったのを忘れていた。
 ここは謝るべきだろう。

 「そ、それについてはごめん!俺、悪かったって思ってるんだ」

 「まぁ、・・・いいけどさ。俺も殴っちまったし」

 「
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