暁 〜小説投稿サイト〜
ペルソナ3 異界の虚影
後編
[8/8]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き
んなら一緒にどうだ。」
いつもの真田さんペースだ。思わず笑いがこみ上げてくる。
「いや私は・・・遠慮しておきます。」
「そうか。じゃあな。」
真田さんは片手をあげると、そのまま階段を駆け下りていった。その姿に何かを思い出しかけたが、結局何も浮かんではこなかった。
1階まで降りてドアを開けて外に出てみる。身を切るような寒さだ。
1月の下旬。決戦はもう目前に迫っている。
軽快に走り去っていく真田さんの後ろ姿が見える。私は寒さに震えながらも、その姿が見えなくなるまで見送った。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ