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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第六十話  衝突する魔導師
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、あの人は〜!」

アスカは、なぜ自分が士郎に目を付けられたのか分からずにガクブルしていた。

『マスターの何かが、士郎様の気を引いたのでしょう。もう少し、慎重に行動する事を進言します』

「ごもっとも……何者なんだ、あの人は?絶対にトーシローじゃねぇぞ」

予想外のプレッシャーに、アスカは身震いした。



結局、ジュエルシードの手がかりはなく、アスカは館内に戻った。

途中、士郎がいるのではないかとビクビクしていたのは内緒だ。

「アルフさんは……いないな。風呂にでも行ったか?」

アスカはアルフを探して館内をウロウロする。

すると、女湯につながる渡り廊下で彼女の背中を発見した。

「あ、やっぱり風呂に行くのか。ん?誰かと話しを……オフゥッ!!」

アスカの視線の先には、アルフの背中と、どう見ても彼女に絡まれている少女3人がいた。

しかも、絡んでいる少女達の一人は……

(高町隊長!!!!!何やってんの、アルフさん!!!!)



アルフは施設内を隈なく歩き回った。だが、ジュエルシードの反応は無い。

「こりゃ参ったねぇ。トイレにも無いとなると、いよいよ温泉とやらを探ってみるしかないね。ん?あれは……」

温泉につながる渡り廊下に差し掛かった時、アルフの目に3人の少女が写った。

それまで温泉に入っていたのだろう、少女達の頬はほのかに赤くなっている。

それだけなら、アルフも特には気に留めなかっただろう。

だがその中に、先日フェイトと敵対した白い魔導師がいたのなら話は別だ。

(これ以上フェイトの邪魔をさせない為にも、チョイと脅かしておくかねぇ)

ニヤリと笑みを浮かべ、アルフは3人に近づいた。

「はぁい、おチビちゃん達」

突然、知らない女性に声を掛けられて、なのは達は戸惑う。

そんな事には気にせずに、アルフはなのはの顔をのぞき込んだ。

「フンフン、キミかね。ウチの子をアレしてくれちゃってるのは?」

ふざけているような口調で、アルフはなのはをねめ回す。

当のなのはは、何の事だか分からずに、少し怯えていた。、

それもその筈。

なのはと初めて対峙した時はのアルフはビーストモード。狼の姿をしていたのだ。

だから、なのはは目の前の女性があの時の狼だとは気づいてなかった。

「え?え……」

「あんまり賢そうでも強そうでもないし、ただのガキンチョにみえるんだけどなぁ」

アルフがそう言った時、なのはの友達、アリサが二人の間に割り込んできた。

アルフを睨むようにみるアリサ。

「なのは、お知り合い?」

「う、ううん」

アリサはなのはを守るようにアルフの前に立つ。それまで大人しくなのは
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