暁 〜小説投稿サイト〜
なんかポケモンの世界に転生したっぽいんだけど質問ある?
第8世代式 育成法って すげー!・1
[1/4]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
トレーナー登録を済ませた後、俺達は近くのファミレスで休憩しながら真新しい免許証の様なトレーナーカードと、『新人トレーナーのすすめ』という冊子を読んでいた。
「なになに……『ポケモンリーグに参加するには、カントー地方に点在するリーグ公認ジムのジムリーダーに勝利し、ジムバッジを8つ集める必要があります』だってさ」
「『更に、トレーナーランクを上げればリーグ挑戦時に予選免除のシード権を獲得出来ます』……ねぇ。トレーナーランクってなんだ?」
原作だと無かった要素だ。シリーズが進んでオンライン対戦が盛んになった辺りにはランク付けがあったが。
「あ、ここに書いてあるわよ!『トレーナーランクは、各地で開催されているリーグ公認バトル大会で優勝するとランクがあがります。ランクには、ルーキー、モンスターボール、スーパーボール、ハイパーボール、マスターボールの5つのランクがあり、そのランクによってポケモンリーグでの予選免除の回数が変わります』だって!」
「ふ〜ん……そもそも、ポケモンリーグって予選とかあんのか?」
「「はぁ!?」」
俺が疑問を口にすると、グリーンとブルーから『何言ってんだコイツ』って顔をされた。だってさ、ゲームだとバッジを集めたらそのまま四天王に挑戦して、チャンピオンに勝てば殿堂入りだったんだもの。
「いいか?ポケモンリーグってのは全国各地から集まったトレーナーによるトーナメント方式なんだぞ?公認ジムのジムリーダーや、四天王って呼ばれてる前回大会のトーナメントのベスト4進出者も含めて、全員がチャンピオンを目指して凌ぎを削る大会なんだ」
「勿論、ジムリーダーや四天王の皆さんはトレーナーランクが高いからシードでトーナメントの後半からの参加だけどね。全く、大会のルールも知らないでよくもまぁチャンピオンになる、なんてほざいたわね」
「う、しょうがないだろ、知らなかったんだから……しかしトーナメントかぁ」
多少面倒くさいぞ?四天王の手持ちなら何百、何千回と闘ったから知ってるが、他の連中も混ざってトーナメントとは。
「っていうか、さっきからレッドは黙ったままなんだが」
「ん?」
コップを口に当てたまま、レッドさんが首を傾げている。しかしその目は新人トレーナーのすすめに釘付けで、どうやら読むのに夢中になっていたらしい。
「兎に角だ。こっからは俺達皆ライバルって訳だ、どうだ?景気付けに初バトルと行こうぜ?」
グリーンが外の公園を指差す。そこにはドッジボールのフィールドのような一角があり、白線で場所が区切られていた。市街地でのバトルは出来る場所が限られており、公園等にはバトルスペースが存在するらしい。その辺はやっぱりポケモンの世界だな、と思う。
「あ〜……俺パス」
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ