最終章-?
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
葵も幸せそうで良かったわ」と、詩織も喜んでいるみたいだった。慎二は、気にも止めている様子もなく、目の前の刺身を頬張っていた。
「僕と慎二もそうだよ 学生寮に初めて行った時、心細かった僕に、馴れ馴れしく話しかけてくれて、でも、気持ちのいい奴で良かったよ」
「お前等 本当に、良い友達に恵まれたなぁ 羨ましいよ」と、大樹も言ってくれたが
「大樹君 大学入る前、貴方の言葉がなかったら、私 ここまで、モトシを信じられなかったかも 感謝しているのよ モトシの親友で良かったわ」と、少し、絢が涙ぐんでいた。
「そうだな 高校の時 お前等、もう、ダメになると思ってたけどな よく、本町も追いかけていったよ」と、大樹が言うと、くるみちゃんが「大樹 もう」と横から、止めていた。
「詩織は、浮いた話ないのー?」と、絢が聞いたけど
「私は、今、子供達に囲まれているから、幸せ あの子達に身をささげます」と笑っていた。
その後、庭で小さな花火をみんなでやった。
「そーいえば、美波のとこでやった花火、想い出すなぁー」と、慎二が
「美波は元気なんだろー なんか、仕事が忙しいっていってたけど」
「うん 葵に言わすと 仕事人間になってしまって 女の私が、男友達の結婚式なんかに出れないよ と言ってたそうな、あいつらしいよな」と、もう眠そうに・・。 僕も、もう、眠かった。
「モトシ しっかりしてよ バカ 私達、結婚して初めての夜だよ。・・・して欲しかったのに・・」私、郷子さんから、「最初の夜はこういうの着て、彼にしっかり愛してもらわないとね。男の人はみんな嫌いじゃぁ無いから」と言って、白くてふわっとしたナイトウェァをもらっていた。
まぁ 明日もあるから、良いかぁ。これから、ずーとだもんね。
でも、私は、ながーい旅が終わったみたいな感覚になっていた。又、別の旅が゛始まるんだ! でも、今度は、モトシがいつも一緒だ
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ