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それから 本町絢と水島基は  結末
最終章-?
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葵も幸せそうで良かったわ」と、詩織も喜んでいるみたいだった。慎二は、気にも止めている様子もなく、目の前の刺身を頬張っていた。

「僕と慎二もそうだよ 学生寮に初めて行った時、心細かった僕に、馴れ馴れしく話しかけてくれて、でも、気持ちのいい奴で良かったよ」

「お前等 本当に、良い友達に恵まれたなぁ 羨ましいよ」と、大樹も言ってくれたが

「大樹君 大学入る前、貴方の言葉がなかったら、私 ここまで、モトシを信じられなかったかも 感謝しているのよ モトシの親友で良かったわ」と、少し、絢が涙ぐんでいた。

「そうだな 高校の時 お前等、もう、ダメになると思ってたけどな よく、本町も追いかけていったよ」と、大樹が言うと、くるみちゃんが「大樹 もう」と横から、止めていた。 

「詩織は、浮いた話ないのー?」と、絢が聞いたけど

「私は、今、子供達に囲まれているから、幸せ あの子達に身をささげます」と笑っていた。

 その後、庭で小さな花火をみんなでやった。

「そーいえば、美波のとこでやった花火、想い出すなぁー」と、慎二が

「美波は元気なんだろー なんか、仕事が忙しいっていってたけど」

「うん 葵に言わすと 仕事人間になってしまって 女の私が、男友達の結婚式なんかに出れないよ と言ってたそうな、あいつらしいよな」と、もう眠そうに・・。 僕も、もう、眠かった。

「モトシ しっかりしてよ バカ 私達、結婚して初めての夜だよ。・・・して欲しかったのに・・」私、郷子さんから、「最初の夜はこういうの着て、彼にしっかり愛してもらわないとね。男の人はみんな嫌いじゃぁ無いから」と言って、白くてふわっとしたナイトウェァをもらっていた。

 まぁ 明日もあるから、良いかぁ。これから、ずーとだもんね。

 でも、私は、ながーい旅が終わったみたいな感覚になっていた。又、別の旅が゛始まるんだ! でも、今度は、モトシがいつも一緒だ





 

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