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とある3年4組の卑怯者
42 最上級生(ろくねんせい)
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笹山はそう思った。それにしても藤木が自分達を助けてくれた事についてやはり彼は卑怯ではないと感じる事ができた瞬間だった。しかし、笹山はある事が気になった。
(リリィさんって、藤木君が私の事も好きになってるって知ってるのかしら・・・?)
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