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ツバサ -DECADE CHRoNiCLE《ディケイドクロニクル》-
第11話:怪盗のライダー
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す。
「おい、何してんだ!?あの三人は俺達の仲間だぞ!」
「悪いね。身を覚えがない人だったもんで?何処で知り合ったんだい?」
「まったく、ややこしいことをしてくれやがって」
Dブレイドはいつものディエンドらしいまったく読み取れない行動へ向けて忌まわしそうにつぶやくと、Dブレイドはライドブッカー ガンモードでディエンドを狙撃する。
ディエンドは高く飛び上がって避けると、Dブレイドへ接敵して殴り掛かる。
「前にも言わなかったかい?お宝を求めるのが怪盗ってものさ」
「だからって小狼達を襲う理由にはならねえよ」
「おいおい、君はいつから名指し付きで他人に固執するようになったんだい?」
【ATTACK-RIDE…BLAST!】
ディエンドはからかうようにDブレイドへそう告げると、ディエンドライバーから放たれる誘導弾・ディエンドブラストをDブレイドへお見舞いする。
ダメージを負ったことにより、ディケイドの姿へ戻るとライドブッカーを向けて銃撃戦を始める。
「今度は何が目的だ!」
「決まってるじゃないか!この世界で一番のお宝を手にすることさ!!」
互いに互いの放った光弾を撃ち落としていく傍らでは、歌舞鬼と裁鬼、サガとイクサ、ナイトとライアの戦いが繰り広げていた。
二本の音撃弦を操る裁鬼に対し、歌舞鬼は音撃棒・翡翠で対抗。
銃剣一体型武器・イクサカリバーで切りかかるイクサを、サガはジャコーダーロッドで撃ち落としながら応戦。
エイの尾を模した鞭・エビルウィップを振り回すライアへ、ダークバイザーで攻撃を防ぐナイト。
三者三葉の戦い方をしていく中、混戦が続く中でクウガはあたりを見回して気づいた。
―――先程倒されていたはずのモーニスの姿がなかった。
「アイツ、何処に行ったんだ?」
遠くのほうまで視界を広げてみるも時には既に遅し、彼女は他の隊員と共に姿が消えていた。
大方、ディエンドの襲撃の時に隙をついて逃げ出したのだろう……。
そう思ったクウガは、ナイト達の応援に入るべく、彼ら三人の元へ向かった。
―――
同時刻
ディケイド達から離れた地下駐車場にて、モーニスの姿があった。
彼女は忌々しそうに壁へ向けて拳をぶつける。
「ちくしょう!あのままでいられるかってんだ!すぐに呼び戻せ」
「無茶をするのはよくないぜ?"モニカ"ちゃん」
「チッ……ウワバミィ!!」
モニカと呼ばれ、眼孔を見開いてその名を呼んだ相手を怒号を上げるモーニス。
やってきたウワバミは大げさに怖がる態度を出しながらも、彼は怒る彼女をなだめにはいる。
「まぁまぁまぁ、生きてるだけで儲けもんだよ」
「クッ、今度会ったらアイツらぶっ殺してやらぁ!!」
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