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ドリトル先生と幸せになる犬
第二幕その十

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「一目惚れして買って」
「そして飼う」
「日本でよくあるね」
「そうして家族になる」
「可愛い外見を見て」
「それで一生家族でいるならいいけれど」
 先生はまたこのことを思うのでした。
「けれどね」
「飽きたり邪魔になったりして」
「あと飼ってみて思ってたのと違うとか」
「そう言ってね」
「捨てるんだよね」
「これはもうね」 
 先生は書きながら言うのでした。
「本当に駄目だよ」
「生きもの飼う資格ないよね」
「そうだよね」
「そんな人には」
「そんな人は気をつけないといけないんだ」
 先生のお顔は暗いままでした。
「生きものにそうするなら人間にもね」
「だよね」
「先生前も言ったけれど」
「本当にそうだね」
「命を平気で粗末にするなら」
「生きものにそうするなら」
「人間だってね」
 それこそというのです。
「平気だよ」
「粗末にするわね」
「自分の子供でもね」
「よく子供を虐待する親とかいるけれど」
「そうした人は生きものに対してどうか」
「そこを見ないと駄目だよ、生きものを虐待したり捨てる人は」
 どうなのか、先生は言い切りました。
「かなり高い確率でだと思うよ」
「人も虐待したり捨てる」
「自分の子供でも」
「そうするわね」
「だから学校の先生で生徒を虐待したり子供を虐待する親やいじめをする人はね」
 こうした人達が具体的に挙げられました。
「その前にだよ」
「生きものにどうか」
「そういえばそんな傾向あるよね」
「生きものいじめてる人はやがて人にもってなって」
「とんでもないことするね」
「だからその時点でね」
 生きものに何かした時点でというのです。
「注意しないといけないんだ」
「成程ね」
「確かにそうだよね」
「人に何かする人もね」
「前兆があるね」
「その前兆で止めるか教えるかしないと」
 それこそというのです。
「大変なことになるから」
「そうなったら手遅れだね」
「そうなってからじゃね」
「だから事前にだね」
「どうにかすることね」
「そうだよ」
 先生は言うのでした。
「そして気付いて何もしないと」
「最悪だね」
「よく児童相談所とかであるよね」
「日本だとね」
「子供への虐待があっても動かないって」
「連絡があっても」
「連絡があっても動かないと」
 その場合はといいますと。
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