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ドリトル先生と幸せになる犬
第二幕その八

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「今回は特に大作になりそうだね」
「先生はこれまで数多くの論文を書いてきたけれど」
 ガブガブは考えるお顔でお話しました。
「今回はとりわけみたいね」
「いや、どんな論文になるかね」
 トートーは笑っています。
「楽しみね」
「狼から犬になってその犬も実に色々な種類がいる」
 老馬も言います。
「そのことをどう論文に書くかな」
「先生、頑張ってね」
 ダブダブが先生にこう言いました。
「いい論文を完成させてね」
「そうさせてもらうよ」
 先生は皆に笑顔で応えました、そしてです。
 資料を調べつつ論文を書いていきます、その中で。
 いつも通りミルクティーを飲みますが今度はこんなことを言いました。
「僕はこうしてね」
「紅茶があるとだよね」
「基本ミルクティーだね」
「最近レモンティーの場合もあるね」
「中国茶や日本のお茶やコーヒーもね」
「この前ロシアンティーも飲んでたけれど」
「飲むものがあるとね」
 それならというのです。
「こうしてね」
「論文を書けるよね」
「何時でも」
「そう出来るね」
「そうだよね」
「うん、そして幸い書くのが速いから」
 見ればパソコンのキーボードをかなりのスピードで叩いています、そうして凄いスピードで書いています。
「こうしてだよ」
「次から次に論文書けるね」
「そうだね」
「それが出来るね」
「そうだよね」
「そう、だからね」 
 それでというのです。
「この論文もね」
「書くね」
「完成させるね」
「そうさせるね」
「是非ね、しかし調べれば調べる程」
 こうも言う先生でした。
「面白いものがあるね」
「犬のことについても」
「そうなんだね」
「犬の進化も学問で」
「学問ならだね」
「面白いよ。学問は知ることであってね」 
 そうしたものでというのです。
「この知ることが出来るから」
「だからだね」
「先生はいつも楽しんでるね」
「そうだね」
「そうしてるのね」
「そうだよ、それでね」
 先生はさらに言いました。
「セントバーナードもチワワもだよ」
「同じ犬だよね」
「大きさも姿形も全然違うけれど」
「犬だね」
「同じ種類だね」
「狼から進化したね」
 そうしたというのです。
「犬だよ」
「ぱっと見で全く思えないけれど」
「同じ犬で」
「それでだね」
「それぞれ進化していったんだね」
「そうなんだ、ちなみにブルドッグだけれど」 
 今度はこの犬のお話をしました。
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