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まぶらほ 最強にして最高のメイドの主人
初音島編
第十七話 歓迎とその裏で
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ウブな少年のように渉も見惚れてしまっていた。

リーラ「和樹様、後ほどお部屋に人数分のお菓子とお茶をお持ちいたします。」

和樹「悪い、いつも助かるよ」

リーラ「お気になさらないでください。

和樹様に尽くすのはメイドとして当然のことです。」

和樹「それでもいつもありがとな・・・さてと俺の部屋に行くか。」

義之達に目線で促し部屋に向かう。

部屋に到着すると義之達は和樹の高級感あふれる部屋を見渡し部屋に備え付けられているソファーに座
る。

コンコン

リーラ「和樹様、お菓子とお茶をお持ちしました。」

和樹「お、ごくろうさん。」

カートに置いてあるお茶とお菓子を義之達の前に置く。

和樹「とりあえず茶でも飲んで一服しようか。」

杏「そ・・そうねそれじゃ遠慮なく頂くわ。」

一斉にお茶を飲む。

小恋「お・・・おいしい」

茜「こんなおいしいお茶初めて飲んだよ。」

義之「それに少し気持ちが楽になったな。」

リーラ「ありがとうございます。皆様にリラックスして頂く為に

特製のハーブティーを入れさせていただきました。

お代わりもございますから、遠慮なくお申し付けください。」

その後も、リーラが持ってきたお茶と手作りお菓子を堪能した。

和樹「さてと、そろそろ本題に入るか。」

杉並「そうだな、元々俺達は和樹に聞きたいことがあったから来たのだからな。」

渉「さてと、和樹教えてもらおうか。」

杏「どうして、メイドと一緒に暮らしているのかをね。」

和樹は義之達にずべて話した。

偶然にも福引で島に行くことになった事。

あの島で起こった事。

あの老人に頼まれたこと。

水銀旅団との戦いの事を全て話した。

正し、リーラ達の思いは言っていない。

義之達は信じられないという顔をしながら和樹の話を聞いていたが。

和樹が真剣に義之達に説明していたので信じるしかなかった。

全てを話し終えた後、時計を見ると夜の七時になっていたので義之達を夕食に招待した。

一流レストラン・・・

いやそれ以上の料理を作るメイド達の絶品料理を食べながら談笑した。

楽しい時間というものすぐに来るもので、外もすっかり暗くなっていた。

夜道は危ないので、メイドの運転する車に義之達を乗せ送らせた。

車が見えなくなると。

リーラ「和樹様」

和樹「ん?どうした?」

リーラ「いいご学友をお持ちですね。」

和樹「そうだな・・・俺の自慢の友達だな。」

こうして、和樹の楽しい時間は終わった。



一方その頃・・・・・

ここは初音島の港にある巨大倉庫。

この中に二人の
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