暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と幸せになる犬
第一幕その五

[8]前話 [2]次話
「日本では普通にね」
「行われていますね」
「合法的に」
「アメリカやイギリスとかね」
「ドイツでもですね」
「多くの国では行われていないけれど」
「日本ではですね」
「行われていてね」
 そしてというのです。
「それでね」
「ペットショップでも売られていますね」
「多くの生きものがね」
「そうなっていて」
「そしてね」
 それでというのです。
「色々問題もね」
「あるんですね」
「どんなことにも表と裏があってね」
「悪いこともですね」
「あってね」
「生きものがお店で売られているのは」
「商品としてそうなっているからには」
 それならというのです。
「やっぱりね」
「それだけの裏がありますね」
「僕も話したくない位にね」
「酷いいんですね」
「一言で言うとどんな生きものにも命があるんだ」
 先生はこのことは強く言いました。
「そうだね」
「そう、先生いつも言ってるね」
「そのことはね」
「どんな生きものにも命がある」
「そのことは忘れたらいけないって」
「命はどれも大切だって」
「そうだよ、だから食べる時もね」
 先生は動物の皆に再びお話しました。
「その時もだよ」
「命に感謝する」
「命を貰って生きるから」
「それがどんな生きものでも」
「そうしないと駄目だって」
「これは植物でも同じなんだ」
 動物だけでなくです。
「やっぱり命があるからね」
「大事にしないといけない」
「だから無闇に商品として扱っていいか」
「それが問題だね」
「売るにしても」
 それでもというのです。
「命があることはね」
「忘れたらいけないね」
「若しそれを忘れたら」
「その時点で駄目だね」
「犬にしても猫にしても」
「どんな生きものでも」
「うん、だから日本のペット業界はね」 
 どうしてもというのです。
「僕も知ってるけれどお話したくない」
「そんな事情があるんだね」
「裏側に」
「そうなのね」
「そうなんだ」
 これがというのです。
「このことは何とかしていくべきだね」
「日本も色々あって」
 王子も深刻なお顔で言いました。
「そしてだね」
「ペット業界にもね」
「裏側があって」
「それはとても酷いものなんだ」
「先生がお話したくない位に」
「そこまでのものがね」
「ペットショップに行ったら簡単に買えるけれど」
 そのペット達がです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ