第二章
やはり平塚先生からは逃げられない。
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...。まぁ、持つ者は持つ者でそれなりの苦悩があるのだよ。けれど、とても優しい子だ」
「持つ者なりの苦悩ですか...」
何も持ってないことによる苦悩よりはいいだろ...。
「それに優しいですかね?嫌な奴って言いましたけど本音いったらもっと酷いですよ?」
「ああ、きっと彼女もどこか病気なんだろうな。優しくて往々にして正しい。だが世の中が優しくなくて正しくないからな。さぞ生きづらかろう」
「あいつが優しくて正しいのかは、もうどうでもいいです。でも世の中については俺も同じ考えです」
「そうか...」
君もか...。というような目でこちらを見てきた。
「やはり君たちは捻くれているな。うまく社会に適応できそうもない部分が心配だよ。特に君はそれなりの学力はあるのに「興味がないから...」とか言ってそこら辺でのたれ死んでしまいそうで心配だ。だから君たちを一か所に集めたくなる」
「あの部室は隔離病棟だったんですか...」
俺も面倒なことに巻き込まれたもんだな...。
「まぁそうだ。けど君たちのような生徒は見ていて面白くて好きだよ。だから手元に置いておきたいだけなのかもしれんな」
そう楽しげに笑っている平塚先生は俺の腕を極めている...。
この総合格闘技じみた技もマンガの影響かな?俺の肘がみしみしと嫌な音をさせながら悲鳴をあげている...。
そんな俺の肘はやっぱり先生の豊満なバストに当たっていた...。
よーし今ならたっぷり堪能できるぜ!ヤッフゥーー!!!...げふん、げふん。
...ふぅ。ここまで完璧に腕を極められていたら、さすがの俺も抜け出すのは困難だな。
それにしてもなかなか離してくれないなぁ...。いやもうほんと残念。
...おっぱいは二つなのでバストはバスツと複数形にするべきだと思いました。
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