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ばさんは作って、私は盛り付けて行った。そのうち、宿泊の人が来たりして、みんな、おばさんに挨拶をしてきた。馴染みのお客さんみたいだった。
「おばさん 今日も世話になるね こんなかわいい娘、誰?」と、みんなが言っていた。
「うちの孫だよ 島内で一番、美人なんだからね うちで働いてくれることになったよ 手出したらダメだよ 」と、言っていた。
「えぇ そうなんか じゃぁ もっと、来るようにしなきゃぁな 楽しみが増えるよ」
夕食の片づけを終えて、私達もご飯を食べていたら、裏口から、モトシが顔を出した。
「あっ モトシ」私が言うと
「やっぱり、あんたかい、最近越してきたって言ってたからね。多分、そうだと思っていたよ。よく働くし、美人だし、こんな娘をよく見つけたね」
「はぁ 大切にします」
私達は、海に向かって歩いていた
「モトシ ご飯は?」
「うん 食べたよ」
「ねぇ ちゃんと、食べてる? カップラーメンばっかり、置いてあったけど なんか、越す前より、乱れているみたい。ウチ 男の人の部屋って、あんまり知らんけど・・なぁ 洗濯機買うわ そーしたら、ウチが来た時、まとめて、洗濯するし 今、手で洗ってるんやろー そーしょ」
「うん だけどな 絢に負担掛けるの悪いしなぁー」
「なに、ゆうてんのー ウチはあなたの妻なんですもの、当たり前やん エヘッ 一回、言ってみたかってん」
「そうか 頼りにしてるわ」
「大丈夫や それとな、土曜の夜はウチも居てるし、あそこでご飯食べてーな おばさんには、ウチから、ゆうとくし ちゃんと、食べてるか、心配やねん」
「うん、わかった 絢が作ったものなら それより、絢がうちに、泊ればどうなん」
「うん でもな 結婚前やし、余計なこと言われるのって嫌やしな もう、少しやん 結婚したら、その分、可愛がってな あー 茜が男の子産まれたって 幸せそうに言ってたよ」
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