暁 〜小説投稿サイト〜
幻想甲虫録
白羽の子 ーいざ、紅魔館へー
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
った。レミリアの部屋のドアがバタンと勢いよく開いたのは。
振り向くと、そこに立っていたのは赤と白を基調としたドレスを身につけ、背中に7色の宝石をあしらったような歪な翼を生やした少女。そして彼女の肩に乗った黄色いコーカサスオオカブト。


???「お姉様ずるい!私とバーサーカーを招待しないなんて!」

レミリア「ゲェ、フラン!?それにバーサーカーまで…!」


彼女の名は『フランドール・スカーレット』。レミリアの妹にして、種族は同じく吸血鬼。フランドールの肩に乗っている黄色いコーカサスオオカブトは『バーサーカー』というようだ。


バーサーカー「おいレミリア、何で俺とフランを呼ばなかった?ぶっ殺されてぇのか!?」

フランドール「あ、魔理沙とこいしちゃんもいるんだ!いらっしゃい!」


バーサーカーは入ってきてすぐにレミリアにイチャモンをつけ、フランドールは魔理沙とこいしを歓迎する。


魔理沙「よ」

こいし「ヤッホー、フランちゃん!」

カリスマローグ「まあまあ落ち着けバーサーカー。お茶でも飲んで話でもしようか」

【※アバ茶ではない】オォラァ!!

バーサーカー「臭ぇもん飲ますんじゃねぇよ腐れ脳味噌がァーーーーッ!!」

カリスマローグ「あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!!また看板がァァァァァ!!」


体当たりによりまた看板を破壊された。


ソウゴ「いや、アバ茶って何?」

霊夢「それは聞かない」

コクワガタ「ねえねえ、それよりこのかぶとむしさんがみせたきゅうきょくひっさつわざ、またみたい!」

霊夢「あ、ここに来た目的を忘れるところだった。でもこの様子からしてフランとバーサーカーを無視したらさらにめんどくさいことになりかねないわね」

バーサーカー「だぁれがめんどくせぇ奴だとコラァ!!」


再び体当たりを仕掛けるバーサーカー。それを霊夢はすかさず避ける。
それを止めようと魔理沙が前に出た。


魔理沙「待て待て、マジで落ち着けって!私とギルティがお前らと遊んでやるから!」

ギルティ「おぉぉぉぉい!?勝手に決めちゃっていいのかよォォォォ!?」

バーサーカー「テメェら、目的があって来たんじゃねぇのか?いいぜ、コーカサス同士仲良く遊んでやろうじゃねぇか!!紅魔館がぶっ壊れるまで―――――」

レミリア「やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!それだけは絶対ダメェェェェェェェェェ!!」

カリスマローグ(ああ、またいつものあれが来るのか……)










魔理沙のおかげでなんとかバーサーカーの暴走を止めることができた。だが魔理沙とギルティはこの後フランドールとバーサーカーとの遊びにつき合わなければならなかった。
そんな2
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ