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警察官と子猫の絆
第二章

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「保護したさ、それで施設預けたけど気になってな」
「あんたの家族に迎えたんだな」
「ああ、そうしたらな」
「他の子達とも仲良くなったか」
「ああ、猫を護れる位じゃないとな」
「まともな警官になれないよな」
「そうだよな」
 二人で笑顔で話した、そしてだった。
 彼はノースカロライナに戻ったが暫くしてまた一匹猫を家族に迎えた、雄で顔の真ん中が白い黒い毛の猫で施設に預けられていたがその名前はリビーといった。
 リビーを家族に迎えると自宅にミシガン州のリボニア警察に勤務しているキャメロン=コス巡査やや小柄で明るい顔立ちにダークブラウンの縮れた髪の青年が来て言ってきた。
「リビーが保護されたって聞いて来たんだけれどな」
「リビーはあんたがか」
「高速道路に子猫がいるって聞いてな」
 そしてというのだ。
「連絡受けて保護してな」
「施設に預けたんだな」
「そうなんだよ、そうか同じ警官が家族にしてくれたんだな」
「ああ、しかしこの子も警官に救われたんだな」
 ドビーと遊ぶリビーを見つつ話した。
「面白い縁だな」
「じゃあそっちの子もか」
「そうだよ」 
 ドビーも見つつ話した。
「この子もな」
「そうか、けれど警官だとな」
「人間だけじゃなくてな」
「どんな命でもな」
「救わないとな」
「警官だからな」
 それ故にというのだ。
「そうしないとな」
「まともな警官じゃないな」
「ああ、本当にな」
 二人で話した、そしてロウジーは。
 ドビーとリビーを見た、今の彼等は。
「ニャンニャン」
「ニャオン」
 一緒に楽しく遊んでいる、その彼等を見てコスに話した。
「お互い助けてよかったな」
「ああ、俺達は警官として正しいことをしたな」
「そうだよな」
「じゃあこれからもな」
「お互いそうしていこうな」
 コスとこうした話もした、そしてだった。
 彼等は警官として正しい行動を採り続けた、ロウジーはその中でドビーとリビーを大事にし連絡を受けるとスミスもそうだった、警官として正しく勤めているだけでなく愛情も注ぎ込んでいた。


警察官と子猫の絆   完


                  2021・7・21
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