SAO編ーアインクラッド編ー
07.連撃技
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........でも、今度こそ、みんなを守ってみせる!!)
「みんな、戦うぞ!!」
少し戸惑いをみせるが、風林火山も攻略組ギルドの一つ。一瞬で顔色が皆、変わり戦闘体勢にはいる。
「俺とクラインがあいつの武器を弾くから残りのみんなは、その隙に攻撃してくれ。行くぞ、クライン!!」
「おう!」
片手剣を背中から抜き取り、グレイプワーに一気に接近する。
「.....行くぞ!!」
片手剣水平四連撃技《ホリゾンタル・スクエア》
一撃目で大剣を弾き、そのまま四角形を描くように三撃を斬り込む。青白い光が四角形を描き出現する。
「クライン、スイッチ!!」
「おう!」
刀のソードスキルで腹部を切り裂く。続けて他のメンバーも攻撃。
『グォォォォォ!!』
グレイプワーは苦しみの声をあげながら、大剣を地面に勢いよく突き刺す。突き刺した瞬間、地面が一瞬で揺れ、俺たちは全員よろめく。その瞬間、大量の空気を吸い込むモーションを奴が行う。その動きはブレスだ。風林火山の三人に向かい、グレイプワーがブレスを放とうとする。
「危ねぇ!!」
一瞬で片手剣から背中に背負われる槍を引き抜き、片手剣を手放す。右手に持ちかえた槍を後ろへと引きグレイプワーめがけて槍を投げる。
槍投撃技《レイヴァテイン》
見えない力で槍を一直線に突き進む。槍はブレスを放つ体勢にはいるグレイプワーの背中に突き刺さる。
『グォォォァァァァ!!』
相当なダメージだったのか、グレイプワーはブレスをやめ、叫びを上げる。
「今だ、いけ!!」
クラインと風林火山の皆がいっせいにグレイプワーに飛びかかる。
(これなら勝てる。勝てるぞ!!)
だが、やはり思った通りにはいかない。
グレイプワーは叫びとともに大剣を両手に持ち、その場で回転し出す。そして大きな渦を作り出し、クラインと俺以外の風林火山のメンバーを巻き込む。
「みんな!!」
続けてグレイプワーは、ブレスを回転しながら放ち出す。蒼白い炎がフィールド全域を巻き込んで行く。俺もなす術もなく吹き飛ばされる。
「さすがにボスの全域を攻撃はせこすぎだろ」
全域攻撃ということでそこまでダメージはおわなかったがクラインを除いた風林火山のメンバーはかろうじて生きている感じだ。次にダメージを受ければ死んでもおかしくない体力だ。
(このままじゃ.......)
グレイプワーが風林火山のメンバーを襲おうとする。
(もう、迷ってる暇なんてない!!)
「クライン!!一瞬でいい、あいつの気を逸らしてくれ!!」
「わ、わかった!」
クラインが風林火山のメンバーを襲うグレイプワーに向かう。
俺はメニューウインドウを開き、槍から
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