第七章
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いぐるみを受け取った、そのうえでこれからは彼の気持ちを全て受け取ろうと決意した。
私はその日自分でもわかる位満面の笑顔で部屋で彼女にそのアクセサリーやぬいぐるみを見せて彼女に言った。
「こんな嬉しいプレゼントはじめてよ」
「そんなに嬉しいのね」
「ええ、それにね」
「鴨子だからよね」
「私みたいだから」
それでだった。
「これからはいつもこの子達を見て」
「自分への戒めにするのね」
「そうするつもりよ」
こう笑顔で彼女に言った。
「これからはね」
「そう。いいと思うわ」
「素直になるから」
実際に今も鴨子達を見ている。
「そうするわね。この子達と一緒にね」
「そうそう、何時までもプライドが高くて素直じゃない鴨子じゃなくてね」
「素直になれっていうjのね」
「そうよ。そうしたらあんたにとってもいいから」
「幸せは素直になることからはじまるのね」
「そう、折角いい彼氏がいるから」
それなら余計にだった、彼女が言うのはそういうことだった。
そして彼女もその鴨子達を見て私jに笑顔で告げた。
「じゃあ頑張ってね」
「ええ。そうするわ」
「いつもその子達を見てね」
彼女は私に優しい声で言ってくれた、そして私は彼女のその心も受けて自分でもわかる素直な笑顔を浮かべていた、とても幸せな気持ちの中で。
鴨子 完
2012・1・4
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