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異生神妖魔学園
大きくなりました? 前編
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ことより浅井冬睡って誰!?浅井冬睡って誰なの!?」

【あの玉座で寝ている方がそうです】

筆談役が指す方向を見ると、そこには玉座に座りながら眠っているパジャマ姿の少年、浅井冬睡が。

紺子「あれが最近うちの学園に来たって言われてる先輩!?何でこんな騒ぎが起きてるのに平気で寝てられるの!?」

乱「何でだろう………私と同じ雰囲気が出てるのに……見てるだけでこんなに悪寒がするなんて………」


怖がる紺子。不思議と恐怖感を抱き、鳥肌が立つ乱。
そんな時、校舎からコーティアが高笑いしながら出てきた。


コーティア「フハハハハハハハハハハハ!!ハーッハッハッハッハッハッハッ!!どうだ、諸君!《《我の芸術》》を気に入ってくれたかな!?」


この時、生徒全員の思考が停止した。同時に信じられないという驚きが湧き出してきた。
元凶はコーティア先生?あの学園長じゃないのか?


コーティア「犯人がいつも学園長とは限らない!校舎を含めた学園の備品を大きくしてみたんだが、ぜひお前たちの感想を聞きたい!」

牙狼「いや、感想も何も僕たち授業どころか先生も仕事しづらいじゃないですか!備品が大きくなったってことは、教室も黒板も職員室も!どうやって生活しろっていうんですか!?」

コーティア「それを承知で行ったのが我だ。元に戻せと言われても丸1日かかるからな、それまで我慢するのだ」


牙狼の苦情は撤回された。


死纏さん「今日は珍しく学園長が犯人じゃないなんてな。学園全てがでかくなったってことはまさか……うっ、ヤベェ。何でか知らねぇが、死神なのに鳥肌が立ちやがった………」





しばらくして校内に入る生徒たち。扉は閉じたままでは酷だと思ったのか、ご丁寧に開いていた。
校内でもさらにとんでもないものを見てしまった者がいた。


紺子「何だこのでっかい角!?」


校長室をふと覗いたのだが、ある女性が仰向けにブリッジのような体勢になっていた。上半身はめくれた水色のスカートによって隠れており、腹とパンツ、そしてハイヒールを履いたスラッとした足があらわになっている。
だがこの角、どこかで見たことがある。それにこのめくれた水色のスカート。さらに紺子と一海にとって丸出しになった腹とパンツに見覚えがあった。


龍哉「あの……校長……ですか?」

アルケー「うふふ、まさしく私こそがアルケー・ティアランド・ケイオスですわ?」

龍哉「見たことある角だと思いましたが、校長でしたか………いや、そんなことより!何で校長そんなにいやらしい格好してるんですか!?」

アルケー「前におへそ掃除されたことを思い出しまして……あそこに綿棒とオリーブオイルがあるでしょう?さっきまでおへそ掃除してたん
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