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異生神妖魔学園
女子たちのお泊まり会!でも明日から学校だけどいいの?
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くなっていく。特に一海は何を思ったのか、紺子にまみれたクリームを拭い取ると、彼女の尻尾に塗りたくった。
必死に抵抗したくてもご存知のように両手足を縛られているせいで全く動けない。尻尾の毛にクリームが絡まり、さらに気持ち悪く感じたのか尻尾だけ全力で動かすという抵抗を試みた。


一海「そんなに尻尾振り回しちゃって……それでもかわいい?尻尾振り回してるところも、クリームまみれになってるところも全部かわいいよ、出雲姐ちゃん?」

紺子「かわいいかわいい言うなぁぁぁぁ……!//////」

仁美「そ〜れそ〜れ〜?」



ベシャッ



紺子「ブゥゥゥ!」


次々とパイをぶつけられていくと共に次々とパイが減っていく。
ようやく収まった時には紺子にぶつけたパイはなくなり、紺子はもはや別人のようにクリームまみれになっていた。


紺子「も…………もう無理ぃ…………もうやめてぇ…………やめてよぉ…………//////」


真っ白になった顔面から懇願する声が出る。紺子の視界をパイで完全に遮られ、鼻で呼吸するのがやっとの状態だった。


辰美「もうパイがありませんよ?」

仁美「じゃあさ、もうペロペロしてい〜い?」

一海「まだダメだよ。まだ最後の1個が残ってるもん」

乱「え〜?早くこんこんをチューしたいよ〜」

紺子「もういいからぁ………これで最後にしてぇ………お腹とおへそがぁ……尻尾がぁ……パンツがぁ……………//////////」

一海「開け、『異世界の門』よ」



ベシャァァァッ



紺子「!!」


とどめと言わんばかりに一海は辰蛇の顔面に激辛麻婆豆腐をぶつけた時、デンジャラス・逃走中の鬼のカミナリオヤジと三角木馬に追い詰められた時と同じあの謎の空間を紺子の真上に出した。
そこから落ちてきたのは巨大なパイ。紺子の懇願もむなしく彼女は尻尾を残して巨大なパイに埋まってしまった。


一海「はい終わり」

乱「え?か、カズミン?」

仁・辰「「……………」」ポカーン


乱の種族はクトゥルフ神話の生物『シュゴーラン』。妖狐の一海が異世界の門を作り出したところを見て思わずポカンとしてしまった。
それは仁美と辰美も同じだった。


乱「み、未完成とはいえ……何でカズミンが『創造の門』作れるの?ていうかいつから使えるようになったの?」

一海「え?心火を燃やしたらなんかできた」

乱「ちょっと何言ってるかわかんないんだけど。いくら何でもそれで使えるようになるって聞いたことないよ。他の旧神たちも戸惑うんだけど」

一海「えー?」

紺子「モッ…モゴォ〜〜………!むぐむぐ……むぐ〜〜〜〜………!」


パイに埋まった紺子
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