玄徳とシャルロット
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してるようだが家に連れて帰ったら突然『旦那様』って呼ばれたからな!?」
シャルロット「旦那様ぁ……」
コーティア「玄徳にフォローするが、決してロリコンじゃないからな?ホントに玄徳を旦那様と呼んでるだけだからな?ただ……あの子の愛情表現が………………あまりにも官能的で………………」
紺子「あ///」
うっかり口を滑らせてしまった。官能的という言葉に反応した紺子と竜奈が思わず顔を赤らめた。
竜奈「な…な…なんとハレンチな!?///」
シャルロット「ふぇ?何かおかしいの?」
玄徳「少なくとも常識とは思えない……」
コーティア「たぶん今までの欲望が爆発して今のような状態になったと推測できるが………なぜにこうなったんだ………」
紺子「は、ハハハハ……」
もはや苦笑するしかなかった。
駄弁っているうちに時間は刻一刻と過ぎ、コーティアは公園の時計を見上げる。
コーティア「おや、もうこんな時間か。少ししゃべりすぎたようだ。玄徳、シャルロット、帰るぞ」
玄徳「おう」
シャルロット「うん、お父様」
公園から立ち去るコーティア一家。彼らが去っていくのを見届けると、3人はベンチに座る。
紺子「……ロリコン先生の尾行をするはずがコーティア先生の話になっちまったな」
辰美「コーティア先生に義理の息子と娘がいたなんてホント驚きましたね……」
竜奈「しかし地龍ヶ丘学校の元番長か………どこかで聞いたことがあると思っていたがあいつだったのか」
紺子「竜奈先輩は知ってるの?」
竜奈「ああ。あの学校の不良たちを束ねた番長だとどこかで聞いたんだ。まさか中退していたとは…………」
紺子「…………ところで気絶してるみのり先生はどうすんの?」
振り向くと、みのりはベンチの後ろで未だに倒れていた。
竜奈「とりあえず家まで運ぼう。その後解散だ」
紺子「あいよ」
辰美「わかりました」
気絶したみのりを3人は複雑な気持ちで家まで運ぶ。到着するとみのりの服のポケットから家の鍵を取り出し、ドアを開け、玄関に寝かせた。
やがて辰美と竜奈はそれぞれ自分の家へ帰っていったが、紺子は自転車が壊れた上に前輪もパンクしていたため、一海に電話で頼んで迎えに来てもらったという。
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