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異生神妖魔学園
みのりの華麗なる日常 後編
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…だと?他にもいるのか?」

竜奈「ああ」


だが紺子と辰美はまだ術がかかったままである。解かなければこの場にいる意味がない。


辰美「これいつまで続くんですか?」

コーティア「ん?何か術をかけたのか?」

紺子「あ、そうだった」


半透明の紺子と辰美は姿を消す時同様霧に包まれ、コーティアたちの前に紺子と辰美が姿を現した。


コーティア「出雲と魚岬もいたのか。なんとも素晴らしい妖術だ」

紺子「とりあえずコーティア先生、あとで質問しますが……まずはちょっとこのロリコン先生を何とかしておきますね」

みのり「あえ!?こ、紺子ちゃん!?なんだか怖い顔してるけど!?」

竜奈「紺子、あとはお前に任せる」


竜奈のみのりにかけている関節技が解かれるや否や、紺子はすかさずみのりに襲いかかった。


紺子「オラァ!!」



キーンッ!!



みのり「ヒギィ!?」

紺子「ここでッ!!」



ズドゴンッ



みのり「ゴボッ!?」

紺子「学園長の護身術がッ!!」



ダシャアッ



みのり「ゴヘェ!?」

紺子「役立つ時が来るなんてなッ!!」



ゴシャアッ!!!!!



みのり「仝∠¶∞℃Ω◎£※▲α〆■δ∀⇔∝Å∴∋‖〒Φゞ∬∩¥±★≡‡¢♂∃⊥♀ε∧μ●♯凵%+♪◆〓々ゝ!!!!?」


まず金的蹴りを繰り出し、股間を押さえたところをすかさず追い討ちとして腹めがけて肘打ち。さらに少し後ずさってラリアットを食らわせ、とどめに顎めがけてアッパーカットを決めた。
声にならない断末魔をあげながら吹き飛ばされ、宙を舞ったみのりはそのまま地へと倒れ伏し、ピクリとも動かなくなった。紺子以外全員唖然、呆然。もちろん玄徳とシャルロットもポカンとした表情だった。


辰美「え、あの……紺子様?」

紺子「ん?」

竜奈「今のはさすがにやりすぎじゃ……」

紺子「ああ、これか。この技は学園長に伝授された護身術でな、自分なりにアレンジしてみたんだ」

竜奈(何やってるんだ学園長!?)


普通ならここでジャーナリストの深海のように惨たらしい死に方をしているが、どういうわけか気絶で済んでいた。
そんなみのりに目も向けず、紺子はコーティアに問いかける。


紺子「んでコーティア先生、質問だけど…………このファッションセンスのかけらもない奴と……この人間の女の子は誰?」

コーティア「あー、そうだったな……とりあえず皆公園に行こう。そこで質問に答える」


野次馬たちには目もくれず、気絶したみのりを引きずりながら公園に案内されたのだった。
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