みのりの華麗なる日常 前編
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か!!」
闇音「俺を惑わせようとするなドチンピラの化け物め!!よくも無能とか言いやがってクソ野郎が……ここで殺してやる………!!ここで死ね、化け物が!!」
焔「なら俺様を殺してみろォ!!クソガキの分際で言わせておけばいい気になりやがって!!テメェも俺様の力の糧になるんだなァ!!」
焔が手をかざすと、何か禍々しいオーラが溢れ出てきた。だがそんなことで怖じ気づく闇音ではない。
闇音は無言で懐からある武器を素早く取り出す。
ズダンッズダンッズダンッ
焔「ァギャアアアアァアアァアアアァアアアアァァァァァァ!!!?て、テメェェェェ!!お、陰陽師が!!《《陰陽師が何でピストル持ってやがんだァァァァァ》》!!?」
闇音「わかんねぇか?こう見えて俺は世界各地のテロに加担してたんだよ……現代兵器の扱いも容易けりゃ銃の扱いだって容易い」
手に3発の鉛玉を撃ち込まれ、目の前の銃口からは煙が立ち上っていた。
そう、闇音が取り出した武器は6連発のリボルバー。陰陽師がどうやってテロに加担した?どうやってリボルバーを手に入れた?焔は聞こうとするも手の銃創から滴り落ちる血を止めようと必死になり、聞けなかった。
悶絶する焔をしばらく無言で見つめる闇音だったが、やがて口を開く。
闇音「このままデコを撃ち抜くのは生ぬるい………」
憎悪の目で焔を睨みつけ、リボルバーを懐にしまう闇音。静かにゆっくり近づくと、焔の腕をつかむ。
焔「テメェ…何を―――――」
ブヂィッ
焔「アガァァァァァァァァァ!!!!よ、よくも俺様の腕をォォォ!!!やァァみねェェ!!!闇音テメェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!」
力任せに腕を引きちぎられ、悲痛な叫びをあげる焔。
闇音は返り血を浴び、悶え苦しむ焔の顎にアッパーカットを決める。この時、焔の頭は屈強な胴体から離れ、上空を舞っていた。
闇音「………ハァッ!!」
引きちぎった腕で焔の頭をホームランを決めるように吹き飛ばす。同時に皮が剥がれ、サングラスも吹き飛ばされる頭。宙を舞ったのは血まみれの頭蓋骨だけだった。
紺子「殺人事件……私たちが夢物語号に乗った昨日のことじゃん」
連休4日目、紺子と一海は新聞で殺人事件のニュースを読んでいた。
一海「被害者は『砂道焔』…ん?砂道焔?」
被害者の名前を見るなり、紺子と一海は思わず複雑そうな表情になった。
紺子「砂道焔って……あれ確か学園に襲撃してきたのを私たちが知らん間に龍哉が追い払った奴だったっけ?」
一海「ああ、そういえば思い出したな。で、死体は腕を引きちぎられ、胴体には首がない状態か
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