暁 〜小説投稿サイト〜
異生神妖魔学園
これがレインボー紺子だ!
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
す!私もびっくりですよ!」

紺子「実験成功だ〜!」

龍華「マジでスゲェよ!レインボー紺子じゃねぇか!」

紺子「その通り!私は紺子であってもただの紺子ではな〜い!虹の妖狐、レインボー紺子!」

司「もはや紺子は妖狐じゃねぇよ!」


するとちょうどいいタイミングで授業終了のチャイムが鳴った。


野人「すごいのはよくわかった。今チャイム鳴ったから席に戻って?」

紺子「あいよ」

ディーゴ「起立、礼、ありがとうございました」


号令をかけるディーゴだが、どうしても虹色になった紺子………もとい、レインボー紺子が気になって仕方ない。そして疑問を感じる。


ディーゴ(あのプリズム通ったら誰でもレインボーになれるんじゃね?)

紺子「どーしたよ、ディーゴ?」

ディーゴ「お前はもはや別の妖怪だよ…でもスゲェじゃん!」

紺子「レインボー紺子だからな♪」

ディーゴ「じゃあ俺もあのプリズム通ったら……レインボーディーゴになれるのか!?」

紺子「うん。お前も通ってみるか?」

ディーゴ「通る通る!通るぜよ!」


ディーゴは目を輝かせながらプリズムの手前で腹這いになる。


ディーゴ「通ってやるぜ!俺は機関車!プリズムは車庫!機関車が車庫に入るかのごとく、ここを通ってレインボーディーゴになってみせよう!」

紺子「よし、来い!」


早速プリズムに頭を突っ込むが、ぶつけてしまった。
壁に押しつけるかのように頭をプリズムに押しつけ、無理矢理通ろうとする。


紺子「もっと来いよ、もっと来いよオラ!もっと来いお前!」

ディーゴ「すいません!すいませーん!」ゴンゴンッ


扉をノックするかのように叩くも、ディーゴの手はプリズムに入ることはない。


紺子「もっと来いよお前よぉ!」

ディーゴ「そんなこと言われても…!」

紺子「来いよ来いよ!来ていいんだよ!」

ディーゴ「来ていいんだよって…通れねぇよ!」

紺子「やっぱ無理か」

ディーゴ「『無理か』じゃねーよ!どうしてなんだよ!!どうしてお前は通れて俺は通れねぇんだよ!!」


肩をつかみ、紺子を激しく揺さぶる。


紺子「そりゃお前、ディーゴは光でも闇でもないからな」

ディーゴ「ちょっと待てよお前。もうちょっと納得いく説明してくれねぇか?」

紺子「しょうがねぇさ」

ディーゴ「俺もレインボーディーゴになりてぇよ〜!」

紺子「なりたいか?」

ディーゴ「なりたい」

紺子「しょうがねぇな、ホントに………よし!じゃあ昼休みを楽しみにしてろ!お前を私みたく染めてやるからさ!」


教科書とノートをまとめながら言うと、理科室を出
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ