これがレインボー紺子だ!
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す!私もびっくりですよ!」
紺子「実験成功だ〜!」
龍華「マジでスゲェよ!レインボー紺子じゃねぇか!」
紺子「その通り!私は紺子であってもただの紺子ではな〜い!虹の妖狐、レインボー紺子!」
司「もはや紺子は妖狐じゃねぇよ!」
するとちょうどいいタイミングで授業終了のチャイムが鳴った。
野人「すごいのはよくわかった。今チャイム鳴ったから席に戻って?」
紺子「あいよ」
ディーゴ「起立、礼、ありがとうございました」
号令をかけるディーゴだが、どうしても虹色になった紺子………もとい、レインボー紺子が気になって仕方ない。そして疑問を感じる。
ディーゴ(あのプリズム通ったら誰でもレインボーになれるんじゃね?)
紺子「どーしたよ、ディーゴ?」
ディーゴ「お前はもはや別の妖怪だよ…でもスゲェじゃん!」
紺子「レインボー紺子だからな♪」
ディーゴ「じゃあ俺もあのプリズム通ったら……レインボーディーゴになれるのか!?」
紺子「うん。お前も通ってみるか?」
ディーゴ「通る通る!通るぜよ!」
ディーゴは目を輝かせながらプリズムの手前で腹這いになる。
ディーゴ「通ってやるぜ!俺は機関車!プリズムは車庫!機関車が車庫に入るかのごとく、ここを通ってレインボーディーゴになってみせよう!」
紺子「よし、来い!」
早速プリズムに頭を突っ込むが、ぶつけてしまった。
壁に押しつけるかのように頭をプリズムに押しつけ、無理矢理通ろうとする。
紺子「もっと来いよ、もっと来いよオラ!もっと来いお前!」
ディーゴ「すいません!すいませーん!」ゴンゴンッ
扉をノックするかのように叩くも、ディーゴの手はプリズムに入ることはない。
紺子「もっと来いよお前よぉ!」
ディーゴ「そんなこと言われても…!」
紺子「来いよ来いよ!来ていいんだよ!」
ディーゴ「来ていいんだよって…通れねぇよ!」
紺子「やっぱ無理か」
ディーゴ「『無理か』じゃねーよ!どうしてなんだよ!!どうしてお前は通れて俺は通れねぇんだよ!!」
肩をつかみ、紺子を激しく揺さぶる。
紺子「そりゃお前、ディーゴは光でも闇でもないからな」
ディーゴ「ちょっと待てよお前。もうちょっと納得いく説明してくれねぇか?」
紺子「しょうがねぇさ」
ディーゴ「俺もレインボーディーゴになりてぇよ〜!」
紺子「なりたいか?」
ディーゴ「なりたい」
紺子「しょうがねぇな、ホントに………よし!じゃあ昼休みを楽しみにしてろ!お前を私みたく染めてやるからさ!」
教科書とノートをまとめながら言うと、理科室を出
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