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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百六十二話
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霊気や気功、マナ、プラーナ、シャクティ。呼び方や運用方法は様々だが人間の生命エネルギーに変わりはない」

「却下」

「使うのは裏の人間だし証拠も残さない。それでもか?」

「……具体的には?」

「箒を狙う各国工作員。あとは俺を狙う女性権利団体の鉄砲玉」

「なるほど」

「更に言えば俺は自分たちを害そうとする人間以外を食えない。
それが小星娘娘との契約だ。アンタと結んだのと同じ術式。それも力量はあちらが上。破ることはできない」

「いいだろう。ただし術式には立ち会わせてもらう」

「妥当だな」



















臥煙を伴って帰宅すると玄関で箒が寝ていた。

ドアを開けてすぐ。

土間のすぐ奥。

狐モードで。

道を塞ぐように。

「入れないんだが?」

「きゅやー」

不機嫌そうな一鳴きのあと、尻尾で引き寄せられた。

背中にモフッとした感触を感じ、気づいた時には箒の下に居た。

ズシッと重みが加わる。

「んむー! むー!」

重い。温い。柔らかい。

取り敢えず話が進まないので魔法で箒を浮かせる。

「ようやく臥煙からレイヴの実証実験の許可が降りたんだよ」

と箒の下から出つつ、義足の足先の形を変えながら靴を脱ぐ。

「きゅあー」

箒が畳んでいた脚を解き、床につけたので魔法を切る。

箒は人一人が通れるスペースをあけて玄関でお座りの姿勢になると、狐の姿で臥煙に深々とお辞儀をした。

「うきゅ」

「会うのは、そうだね。8年ぶりくらいかな。篠ノ之箒さん。
それにしても。大きくなったね、色々と」

「くゅ?」

臥煙の視線は箒の後ろに向けられている。

尻尾だ。

箒の4本のモッフモフの尻尾。

臥煙は靴を脱いで家に上がると、箒の尻尾に触れた。

「本物の尻尾なんだね」

「変な事したらこの場でぶっ殺すからな」

「しないしない。ブリュンヒルデ、レニユリオンに加えて伏見稲荷まで敵に回すことになる。
この力を与えたのもあのおっとり狐みたいだし悪用はできないだろう」

地下のラボへ向かうが、箒はついてこなかった。

ラボへのエレベーターに乗っても臥煙は驚かなかった

「どうせこれも知ってたんだろう?」

と臥煙に尋ねる。

「まぁ、何かあるとは思ってたよ。流石にここまでの防御結界は隠密の式神じゃ破れないからこの先に何があるかは知らないけどね」

ラボは物理的、機械的、電子的、霊的に防御されている。

それはこの女にラボの中を知られない為でもあるし、ヴァンパイア・ハンター達から逃げる為でもある。

が、今はもう知られても構
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