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異生神妖魔学園
鬼灯冷火は動かない:黄泉への13階段
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翌日、冷火のスマホに担当から電話がかかってきた。


冷火「はい、鬼灯です(こんな時間に何の用だよ…もう行かなきゃならねぇってのに……)」

担当『鬼灯先生。やっぱヤバイっすよ、ここ…』

冷火「何かあったんですか?(どうせ店員が言ってたあれだろ?)」

担当『引っ越しが終わってその疲れで寝てたんですが、急に寝苦しくなって目が覚めたんですよ。時計見たら夜の2時22分で、下の方から子供の声がワーワー聞こえてきました。誰だって思ってカーテン開けてみたらピタッてやむんですよね。閉じたらまたワーワー聞こえてくるんです』

冷火「子供が遊ぶ時間じゃないのに………それから?」

担当『それからよくわからないんですけど、階段の方からゴトンッて聞こえてきまして。昨夜そんなことがありました』

冷火「……もう1回詳しく話聞いた方がいいんじゃないですか?」





その日の放課後、冷火は担当と共にもう一度不動産屋に行ってみることに。
話を聞いてみると、2階建ての家は階段の段数は14段であるという決まりがある。ところがまれに13段という建物もあり、担当が住むことになった高級アパートがまさにそれだった。
何でも13段上ってすぐ横にある201号室は絶対に入ってはいけないと不動産業界では噂になっているらしい。
アパートに帰った担当はすぐに段数を数えてみたが、何度数えても13段しかなかった。しかし彼は引っ越しを考えなかった。ネタになるかもしれないという考えが強かったのだ。




2日目の朝。冷火のスマホにまた担当から電話がかかってくる。


冷火「またですか…そろそろ行かなきゃならないんですけど(ホンットいい加減にしやがれってんだ!ろくに準備もできやしねぇ!)」

担当『すいません、ホントに。実はまた聞こえてきたんですよね』

冷火「引っ越そうとか考えてないんですか?」

担当『考えてないですよ。また同じ時間に目が覚めまして……また2時22分なんです。気持ち悪いなって思ってたらまたあの声が聞こえてきて、今度は階段の方からゴトンゴトンッて音が鳴りました』

冷火「いや、ちょっと待ってくださいよ。昨日話した時ゴトンッて1回だけでしたよね?ゴトンゴトンッて2回鳴ってるのはなぜですか?」

担当『今そのことを話そうとしてまして。あの音でハッと気づきました。階段上ってる音だって』

冷火「階段を上ってる………え、じゃあ店員が言ってたあの『誰も2週間持たなかった』っていうのは…そういえばあのアパートの階段13段でしたよね!?2週間ってことは全部上りきったら入ってきちゃうじゃないですか!だから前の住人はみんな出ていったんじゃ…!」


ところが担当、冷火の話も聞かずにずっとその部屋に住むと発言。もはや引っ
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