オカマアラクネのEnglish Lesson?
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もいいわよ?」
そう言いながら宿題であるプリントを出し、配る。
紺子たち前列にいる者はプリントを後ろに回す。そのうちに授業終了のチャイムが鳴った。
荒狂「はーい、今日のEnglish Lessonはここまでー?龍哉ちゃん、号令?」
龍哉「起立、礼、ありがとうございました(やっぱり気持ち悪い……)」
荒狂「Thank you very much?」
教室を出ていく荒狂。紺子たちにとってはようやく地獄から抜け出せたような気分だ。
紺子「あ゛〜〜〜、気持ち悪かったぁ………」
辰美「紺子様、保健室行きましょうか?」
紺子「行くほどでもねぇだろ。それにいちいち心配しすぎ。過保護かよ」
辰美「ですが去年助けられたのでそれぐらいの恩返しはしようと思いまして…」
一生「あんな先生に……あんなアラクネにキスされるなんて……」
机に突っ伏して元気のない声で呟く一生。元から苦手だったのをキスされたせいでさらに苦手になってしまったようだ。
その様子を振り返って見る紺子。
紺子「キス相手が乱じゃなくて残念だな」
ズキュウウウン!!
その口を封じるように乱が紺子にキス攻撃。そのまま自分の顔に押しつけるように手で紺子の後頭部を押さえ、彼女の口内に自分の舌を交わらせる。
紺子「!!?……!!?」
乱「んっ……」
紺子は全身が麻痺したように震えながら動けなくなる。
紺子(い、いや!何これ!こいつのキス今までで全然違う!)
獄宴「乱!ねえ、ちょっと乱!?」
炎宴「さすがにこれはすごく激しいね…」
死宴「これがディープキスっていうんじゃない?」
紺子(息が…息ができないっ…!お願いやめて!ねえ、誰か見てないで助けて!私、死んじゃうよ……!ねえ、助けてよ!!)
周りの聞く耳も持たず、紺子との舌の交わりを楽しむ乱。
紺子は息ができない苦しみ以外にも脳内はピンクに染まり、それは不思議な快楽へと変わっていく。
紺子「っ……んん…っ………」
互いの口からよだれが漏れ、互いの舌は蛇が絡み合うかのようにじゃれ合う。いや、紺子の場合舌が無意識に舌が動いているのだろう。
乱(こんこん、いつ見てもかわいいよぉ…?こんこんにチューするのは私だけで十分…………?)
紺子(やめっ…てぇ……っ……?こんなことして…何が楽しいってんだよぉ…………?)
乱は容赦なく紺子の舌を絡ませる。
この時、さっきまで抵抗しようとしていた紺子の腕もどんどん力が抜け、だらんと垂れ下がってきていた。
紺子(何なんだよこの気分…力が……抜けてくよぉ……)
乱「ん……っ……」
紺子(
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